タビグルマ雑記帳

仕事で触れることが多い「旅」と「クルマ」を中心に、いつも感じていることを書き綴っています。

今年の遠征登山は白馬岳に決定!

土曜日に例の山仲間と暑気払いと称して飲んだ際に、今年の遠征登山はどこに行くか、という話になりました。

 

で、決定したのがこちら!

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北アルプスの白馬岳です!って、地図ですけどね(笑)

 

ちなみにT君からは剱岳、行っちゃう?」なんて意見が出ましたが、N君と私の「今の体力と精神状態だと確実に滑落するw」ということで却下。よく考えた末、最後は3人とも「剱岳はハードすぎるw」という結論に至りました。

 

私からは「じゃあ、尾瀬をゆっくり歩くっていうのはどうだ。余裕があれば至仏山か燧ヶ岳に登るというオプションもつけておこう」と提案。しかしこれには「さすがに尾瀬だとソフトすぎないか」となって却下。

 

最後はN君の「俺、前から白馬岳に行ってみたいと思ってたんだけど」の声に、T君も私も「そういえば行ったことないもんね」と、満場一致で決定したというわけです。

 

白馬岳って、人気なんですよね。だから夏山シーズンの週末はいつも混雑しているとのこと。

 

幸いT君もN君も「1日くらい有給休暇を取るのは楽勝」とのことでしたので、9月上旬に木曜夜出発で遠征に行くことになりました。それなら混雑は避けられるかもしれません。

 

まぁ、人気の山とはいえ、大雪渓は落石の名所とも聞きます。10年ちょっと前には大きな事故があったんでしたっけ。最低限の備えとして、今回こそはヘルメットを買わなきゃなりません。

 

出費は増えますが、こうやって装備について考えている時間って、登山しているときよりも楽しいかも(笑)

 

万が一、このブログを読んでくださっている方で、9月上旬に白馬岳に登る、という方がいれば、登山道でアラフォー男3人組のパーティに出会ったら「あの中の1人がのびーでは?」なんて考えてみてください。

 

3人とも寂しがり屋ですから、声をかけてくださると大喜びしますよwww

 

それでは今日はこの辺で。

みんな気になるザイテングラート

7月に入ってからアクセスが増えている記事がこちらです。

tabiguruma.hatenadiary.com

 

夏山シーズンに入り、穂高連峰を目指す人が多くなっているためでしょうね。

 

今でも「ザイテングラートはコワイ」とか「ザイテングラートでは毎年何人もが滑落事故で命を落としている」というイメージがあり、実際に行った人はどうなのよ、と気になるのだと思います。

 

たしかに積雪期はここでの滑落事故は多く、滑落すればまず助からないでしょう。私は低山であっても積雪期は登山をしないので、積雪期の注意点はわかりません。

 

無積雪期のザイテングラートに関しては、岩にペンキで書かれた「◯」印を注意深く見つけながら進めば、そこまで難しいルートではありません。一部の鎖場やハシゴは危険なように見えますが、そういう場所は誰もが注意しながら進むため、ほとんど事故は起きないようです。

 

危険なのは、先を急ぐあまりに消えかかっている「✕」印に気づかずに進んでしまうことだと思います。

 

立ち止まって水でも飲みながら岩をよく見れば、必ず「◯」印は見つかります。時間に余裕を持ったスケジュールを立てるのが大切だと言われるゆえんですね。

 

ザイテングラートは登っている間は辛いのですが、ここをクリアして穂高岳山荘に到着すると、テラスからこんな素晴らしい眺望が待っています。

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ただし、奥穂高登頂のためには、さらに穂高岳山荘のすぐそばにあるこの断崖をクリアしなければなりません。

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ちょっと逆光で見づらいですが、登ってみるとものすごい高度感で、私にとってはザイテングラートなんかよりこっちの方がコワかった!

 

その断崖もクリアして奥穂高岳を目指して歩くと、途中でジャンダルムなどが見えるポイントに到着。

 

穂高連峰のスケールのデカさに圧倒されました。

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むしろ登頂時よりも興奮したかもしれません(笑)

 

この興奮は写真では絶対に伝わらないので、行ってみてくださいとしか言えませんが。

 

とにかく余裕を持って慎重に進みさえすれば、こういう景色が待っていますが、悪天候時は早めの撤退を私たちも台風やみぞれ混じりの雨で撤退を重ね、奥穂高登頂まで5年かかりました。

 

山は逃げません。

 

死んじゃったら二度と登山できませんからね。

 

それを肝に銘じつつ、ぜひ、安全な登山で楽しい思い出を作ってください。

 

それでは今日はこの辺で。

山中毒の発作が起きた模様

ここ2週間ほど忙しくて、ブログもとりあえずアップしたような雰囲気でした。

 

で、ちょっと落ち着きかけてきたところで、山に行きたい欲が沸き起こってきました。

 

過去の写真を見ると、、、

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この2点は八ヶ岳の主峰、赤岳です。

 

初めての遠征を思い出すなぁ〜。

 

1度このような気持ちを味わってしまうと、もはや中毒ですからね。またムクムクと山に行きたい欲がわいてくる!

 

さあ、今年はどこに行こうかな〜。

 

それでは今日はこの辺で。

登山中に出会う動物たち

今日は仕事が一段落しているので、ネタ拾いも兼ねてどこかぶらつこうかなー、と思っていたんですけどね。

 

昼前くらいから屋根を叩く雨の音…。

 

面倒くさくなっちゃってどこにも行かず、いよいよネタに困ったわけです。

 

そんな時の頼みの綱が、過去の写真(笑)

 

今回はこれまでの登山で出会った野生動物のなかから、撮影できたものを紹介します。

 

トップバッターはこちら。

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奥多摩や丹沢などの山に入れば、高確率で遭遇する鹿です。これは2009年の7月に神奈川県最高峰の蛭ヶ岳に登ったときのもの。塔ノ岳への登山道の脇だったと思います。

 

なかなかのプリケツですな。

 

次がこちら。

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夏毛の雷鳥です。

 

2016年9月に奥穂高岳に登頂し、穂高岳山荘に戻る途中の登山道脇で遭遇。標高は3100m付近です。

 

ちなみに写真には4羽の雷鳥が写っています。見事な保護色なので見つけにくいと思いますが、わかりましたか?

 

そして最後はこちら。

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ブレブレですが、写っているのはニホンザルです。2016年9月に奥穂高岳に登頂する前日に撮ったもの。

 

遠くにいたのですが、明らかにわざと我々の方に近づいてきて、、、

 

めっちゃ威嚇してきました(笑)

 

こんな写真になってしまったのは、慌てて目をそらしたからです(泣)

 

 

一時期ほどではありませんが、登山ブームということで数多くの老若男女が山に入っていきます。が、こういう動物たちからしてみれば、人間なんて生活圏を脅かす存在でしかありません。

 

山に入る時は、ちょっとだけお邪魔しますよという気持ちを忘れずに、梅雨が明けたらどこかに登りに行きたいなー、と強く感じた今日の午後でした。

 

それでは今日はこの辺で。