「勝って当たり前」の重圧をはねのけて、トヨタが悲願のル・マン制覇!
今日はとっても良い日になりました。
まずは我らが東京ヤクルトスワローズが、セ・パ交流戦で最高勝率を確定させ、交流戦1位を決めました。
ヤクルト優勝!(笑)
96敗した翌年に、こんなハイライトが来るとは思ってもみませんでした。
もう今シーズンで思い残すことはありませんw
そして、フランスの地では、トヨタガズーレーシングのTS050ハイブリッドが、悲願のル・マン初制覇を成し遂げました。
アウディもポルシェも撤退するなかで、LMP1クラスで唯一残ったメーカーのワークスチームということで、戦前から「この勝利に意味はあるのか?」などの声が聞こえていました。
私もそう思っていたうちの1人ですが、このレースを振り返ってみるとその思いは間違いだったかな、と考えるようになりました。
トヨタはライバルがいないなか、「自分たちとの戦い」という非常に難しいミッションを課せられていながら、その重圧をはねのけて結果を出したのです。
フィニッシュ後にJ Sportsの実況の「ある意味ではライバルがいる方が気が楽なのかもしれませんね」という言葉が、今年のトヨタ陣営の正直な気持ちだったのだと思います。
現行レギュレーションで行われるシリーズは来年が最後となり、2020年以降、ル・マンが、そして世界耐久選手権がどのようになるのかわかりません。
しかし、2000年代に最強を誇ったアウディだってライバル不在のような状況で走り続け、勝ち続けてきたわけです。
今後もトヨタにはル・マンに参戦し続けてもらい、なおかつ「打倒トヨタ」を掲げてル・マンに参戦するチームが増え、火花を散らす戦いを繰り広げてくれることを願ってやみません。(ベントレーが電撃復帰とかしたら盛り上がるだろうなぁ)
それでは今日はこの辺で。