マカオの聖ポール天主堂跡をいろんな角度から見てみると…
もう3カ月以上前になってしまいますが、5月にマカオに取材に行ったときの話を書いてみたいと思います。
最も有名な聖ポール天主堂跡のことなので、こぼれ話ってほどではありません。
聖ポール天主堂跡は、ガイドブックや雑誌、テレビ番組などで見たことのある方も多いと思います。
このファサードだけが残っていますが、聖書の話などがさまざまなレリーフとして残されています。
よく話題になるのがこちら。
聖母マリアの足の下にいる(聖母マリアが踏みつけている)のは、キリスト教徒を迫害した徳川将軍を表したものだ、と言われているそうです。
どんだけ恨みを買ったのさ…。
ちなみにガイドブックなどでよく見るのは、下の写真のアングルではないでしょうか。
たいていはここで写真を撮って次に移動、となりますよね。
写真に写っている階段下に集まっている観光客も、ほとんどそのパターンでしょう。
我々はマカオ観光局の方と、日本語が驚くほど堪能な優秀なガイドさんの案内付きでしたから、この周辺の穴場をウロウロさせてもらい、いろんな角度からこの世界遺産を見ることができました。
例えばこんな角度はどうでしょう。
路地の間から見上げると、大聖堂跡のファサードもまた違った表情に見えますね。
ファサード前の階段は大勢の観光客で賑わっていますが、その階段の横を見ると、日陰を求めて歩く女性の姿が(笑)
この日はもの凄く暑かったので、現地の方も日陰を歩いてました(笑)
そして一番気に入っているのがこれ。
ファサードの裏側なのですが、めっちゃ鉄骨で支えられてました。
何年か前に会社の報奨旅行でこの場所を訪れた妻も裏側を見たらしく、びんぼっちゃまスタイルだよねだそうです(笑)
感じ方は人それぞれ。
王道の観光スポットに行った際には、ぜひ角度を変えて見てみることをお勧めします。
それでは今日はこの辺で。
ベントレー創業100周年に向けた記念の特別仕様車:ミュルザンヌW.O.エディションbyマリナーが…
英国の高級車メーカー、ベントレー モーターズの創業は1919年7月10日。
ということは、ベントレーは来年創業100周年を迎えます。
ちょうど1年前にあたる7月10日には、創業者W.O.ベントレーの名を付けた特別仕様車「ミュルザンヌ W.O.エディション by マリナー」が発表されました。
「by マリナー」とあるのは、ベントレーのビスポーク(カスタマイズ)部門を担うMullinerのことで、もともとはボディを製造するコーチビルダーでした。
そのマリナーが手がけた、世界限定100台の特別仕様車なのです。
後ろに写っているクラシックカーは「8リッター」です。
W.O.ベントレーが自ら設計した最後のモデルで、W.O.も所有していたクルマ。
この特別仕様車は、W.O.の8リッターのオマージュというわけです。
フロントフェイシアのウッドパネルには、W.O.のサインが入っています。
ウッドパネルの美しさはいかにもベントレーらしいですね!
この特別仕様車の最大のキモは、W.O.が所有していた8リッターから取り外されたクランクシャフトを100ピースに切り分け、リアシート間のアームレストに備えたカクテルキャビネットに組み込んでディスプレイしてある点です。
ちなみにこのクランクシャフトは寿命を迎えたために取り外されたそうですが、取り外しの作業を行ったエンジニアは、現代と変わらぬ製法でこのクランクシャフトが作られた痕跡を見つけて驚愕したのだとか。
1930年の時点でそれだけの技術力を持っていたわけですから、1920年代にル・マンで5回も優勝したのも当然といえば当然だったのかも。
こちらがアームレストのカクテルキャビネットです。
親の形見を入れたペンダントみたいな気がするのは私だけでしょうか?(笑)
この点だけでも究極のコレクターズアイテムとなりそうですね。
日本では何台売れるのでしょうか?
本物を見てみたいなぁ。
それでは今日はこの辺で。
勝手にタイアップ企画:続・アンサナ ラグーナ プーケットだよ
先日宣言したように、アンサナ ラグーナ プーケットで、私が宿泊させていただいた部分以外のことについて触れてみたいと思います。
前回のことはこちらからどうぞ。
今回の我々の取材の目的は、タイのMICEでした。
MICEは「Meeting」「Incentive」「Convention」「Exhivition/Event」の頭文字をとった言葉で、「マイス」と読みます。
旅行業界では頻繁に使われる言葉で、企業の会議や報奨旅行、学会の大会、コンベンションやイベントなどを指します。
それに適したホテルや施設、プログラムがタイには豊富だから視察して記事にしてね、ということなのです。
だから、ホテルでは必ず会議施設などを見学します。
エントランスからロビーを通って最初に目につくのがこちら。
夜にこの場所に来た時に、最も強くタイのリゾートに来た感を感じました。
そのくらい雰囲気のよい場所です。超絶リラックスしちゃいました(笑)
あれ、仕事は!?
話を戻すと、アンサナ ラグーナ プーケットには大小さまざまな宴会場や会議場があります。
これは立食/カクテルスタイルなら300人くらいは入る宴会場。
小規模の会議向けには、こういった小さい会議室もあります。
そして、政府機関が定める基準をクリアした施設には、こういったお墨付きも。
これでアンサナ ラグーナ プーケットは政府が認める高品質のサービスやハードを提供するリゾートであることがわかるのです。
私たちはラグーン上にある2階建ての客室を使わせてもらいましたが、もちろんそうでない客室もあります。
まずは2ベッドルームスイートから。
中央のリビングは使い勝手の良さそうな、絶妙な広さでした。
リビングを挟んで左右にベッドルームが1室ずつの配置です。
こちらはマスターベッドルーム 。
もう1方はツインベッドでした。
バスルームは、バスタブを設置するのではなく床を掘り下げるスタイル。これならバスタブへの出入りはお年寄りでも楽だと思いますが、入浴しながら便器を見上げるのはどういう気分なのでしょうね(笑)
スイートを後にした我々は、一般的な客室を見学。
最初はツインの客室でした。
キングサイズベッドの客室はもう少し広かったです。
私も含めて参加者はこのくらいの部屋の方が実際には使い勝手がいいよねなんて不謹慎なことを言い合ってましたが。
まあ、たしかに2階建だと上と下を行ったり来たり、なんてことが結構ありましたから。。。
通常のカテゴリーの客室に宿泊する人が朝食を取るのはこのレストラン。
なかなか美味しそうなものが並んでいました。
ちなみに私たちが泊まらせてもらった客室は、上のカテゴリーにあたるため朝食のレストランはここではありませんでした。
が、残念ながらそっちの写真がなく。。。
というのも、朝7時から20代の男女数名とともにプールでギリギリまで遊んでいたため、急いで朝食を食べたので写真を撮っていられなかったから、なのです(笑)
おじさんと遊んでくれた皆さん、ありがとう!
本音を言えばビーチで遊びたかったのですが、強風と高波のため赤旗が。。。
視察自体はかなり駆け足で行われましたから、見ることができたのはこのリゾートのごく一部なのでしょう。
何度も行けるような生活をしてみたいなー、なんてね。
それでは今日はこの辺で。
「国内専用モデル」の強み:トヨタ センチュリー
最近、トヨタ センチュリーの記事が多いように思います。
今日もこんなのがありました。
「普通の人は購入できない」という都市伝説は本当なのか?という内容ですが、記事中ではあっさり「どなたでもご購入いただけます」とのこと。
とはいえ、車両本体価格が1900万円もするうえ、100万円もの手付金が必要ということですから、ある意味では「普通の人は購入できない」のは当然なのだと思います。
センチュリーみたいな巨大なクルマを、アクア並の台数で街なかで見かけるようになったら邪魔でしょうがないし(笑)
さて、このセンチュリーですが、国内専用モデル。日本でしか買えないんです。
画像:トヨタ公式ウェブサイト
あちこちに日本の匠の技がちりばめられているようで、フロントグリルに付けられている鳳凰のエンブレムは、江戸彫金の流れを組む匠が1カ月半もかけて彫った金型を使って成形されているのだとか。
他にも内装では天井を一段高く仕上げる建築様式「折り上げ天井」を採用しています。しかも天井のクロスにも伝統的な文様の織物を用いるなど、とにかく和のテイスト全開なんですね。
ここまでこだわり抜くことができたのは、やはり日本国内専用モデルだからだと思うんです。
同じメーカーが作るクルマでも、レクサス LSのように世界中で売ることを前提としたクルマとは対照的で興味深いところ。アプローチが全く違うというか。
一気に所帯じみた話になります(笑)が、そういえば2013年の東京モーターショーでデビューしたスバル レヴォーグも、当初は国内専用を謳っていました。
いつの間にか「好評につき」ということで、海外での販売も始めていたようです。。。
ま、レヴォーグは大衆車ですから、売れる場所に持っていくのは当然か。センチュリーのような格の高いクルマと一緒にしちゃいけませんよね(笑)
それでは今日はこの辺で。
快適だったよタイ国際航空(昨日の宣言と異なり飛行機の話www)
昨日の記事では「次回はアンサナ ラグーナ プーケットの客室以外の話を書いてみようと思う」と宣言したものの、ちょっと路線変更。
出張時の飛行機での話を書いてみようと思います。
といっても、逐一撮影していたわけではないので、ちょっとした小ネタ集みたいな感じになっちゃうんですけどね。
さて、帰国時にはプーケット国際空港でラウンジを使わせてもらいました。
ラウンジ滞在時にチャチャッと書いた記事でも触れています。
あらためて写真を載せておきましょう。
この入口を入ると、、、
ほぼ貸切状態でした。
私たちがラウンジを後にする頃には満席に近い状態になっていました。
夕方ということもあり、みんなお腹がすく時間帯。
提供されている料理はどれも美味しかったです。
こうやってラウンジなどを使わせてもらっていますが、私たちが搭乗するのはエコノミークラスです(笑)
ほらね。
上の写真は3日目にバンコクからプーケットに移動した際のもの。
必要十分というか、キレイで快適でした。フライト時間がわずか1時間だったというのもありますけどね。
国内線とはいえ、そこはフルサービスキャリア。機内食として軽食が出ました。
ミートパイみたいなやつです。帰国時のプーケット〜バンコク線でも同様のものが提供されました。
ちなみにバンコク〜羽田線は夜便ですから、夕食は美味しくないシンプルなサンドイッチが提供されるのみ。下の写真は往路の羽田〜バンコク線で撮ったものですが、帰路も基本的に同じでした。
そういうこともあり、バンコク・スワンナプーム国際空港ではパッタイを食べて夜便の粗末な夕食簡易的な夕食に備えた、というわけなのです。
スワンナプーム国際空港の「マンゴーツリー」というお店は、タイ国際航空の方もお勧めのレストラン。トランジットで時間がある方は、ぜひ足を運んでみてください。
東南アジアから帰ってくるときに夜便を使う方は、機内で提供される夕飯はどの航空会社も似たり寄ったりですから、ぜひ空港でしっかり食べてから搭乗するようにしてくださいね。
うーん、書いてたら腹減ってきた(笑)
それでは今日はこの辺で。
アンサナ ラグーナ プーケット、広すぎて素晴らしさの半分も伝わらんか。。。
昨日のスコータイ・バンコクに引き続き、今日も思い出話にかこつけた勝手にタイアップ企画(笑)をお送りします。
今日はプーケットで泊まらせていただいた、アンサナ ラグーナ プーケットをご紹介しましょう。
プーケットのラグーナエリアにあるこのリゾートですが、この一帯は昔はスズ鉱山のあった場所で、オーナーはある意味ではだまされてこの土地を購入した、なんて裏話も聞きました。
それは今となっては冗談半分なのでしょうが、土壌を改善し、木を植えて少しずつ整えていき、5つ星の素晴らしいリゾートとして人気を博している今に至ったのだとか。
一般客のフロントはこんな感じ。
私たちはVIPエントランスから入らせてもらいました(嬉)ので、ここはスルー。
ラグーナエリアの客室が見えてきます。
下層から見るとこんな感じです。
私たちに割り当てられたのは、ラグーナを臨む2階建ての部屋でした。
1階はリビングになっています。
窓側から見た図です。奥の白い扉はクローゼットかと思いきや、トイレでした。
BOSEのサウンドシステムがあったのはよいのですが、Bluetooth接続できないモデルでしたので、残念ながらこれは使っていません。
2階はベッドルームです。
1階のリビングはタイル張り、2階のベッドルームはウッドと、床の素材が使い分けられているのは、とても好印象。
こんなところにも、リビングは明るく、ベッドルームは落ち着いた雰囲気にするというデザインのこだわりが見えました。
ベッドにはこんなメッセージも。
全ての客室にこれがあるのかどうか不明ですが、決して悪い気分にはなりません。
特徴的だったのはバスルームです。
この写真だけではわかりにくいのですが、ガラスの奥に見えているバスタブがあるスペースは、、、
なんとオープンエア!
リゾート感満載ですが、虫が照明に集まってきそう。。。
それに私はとても蚊に刺されやすく、刺されると尋常じゃないくらい腫れるので、結局ここは使いませんでした。
シャワーブースが反対側にありますので、そういう不安のある方も安心です。
バルコニーからの眺めはまさにリゾート。
こちらは1階のバルコニーから。
よく見ると同行メンバーの女子もバルコニーに出てるのがわかります。
こちらは2階のバルコニーから撮ったもの。
ちょっとだけ視点が上になっただけで、あまり変わらないかな(笑)
このリゾート、とにかく広いし、泊まらせてもらった部屋がこれだけ素晴らしかったので、これだけの長さになっちゃいました。
次回はアンサナ ラグーナ プーケットの「その他」について書いてみようかと思います。(まだまだ引っ張りますwww)
「プーケットには何度も足を運んでいる」とか「パトンビーチには飽きてきた」という方がいらっしゃったら、1度ラグーナエリアに滞在してみるのもアリですよ。(周囲には何もありませんが、静けさを求めるならピッタリです)
それでは今日はこの辺で。
さすが5つ星ホテル!スコータイ・バンコクは快適だった
さあ、思い出話シリーズです(笑)
先月のタイ出張はほぼ1週間の間にものすごい数のプログラムが詰め込まれていましたが、実際に執筆するのはタブロイドサイズの1ページのみ。
泣く泣くカットする話もあるのです。
カットする話の筆頭格が、ホテルの詳細な情報。
媒体の性格上、あまりこれを重視しません。
なので今日はバンコクで宿泊した5つ星ホテルのスコータイ・バンコクについて書いてみたいと思います。
もうね、いきなり客室から載せちゃいましょう。
たしか下から2番目のカテゴリーの部屋でした。
広さは38㎡だそうですが、もっと広く感じました。
窓側から撮ったものがこちら。
右奥に見えているのが入り口。左奥はバスルームです。
この奥行き感が実際の広さ以上に広く感じた要因ではないかと。
また、テレビも壁掛けの薄型だったのも、圧迫感が皆無だった理由かも。
マカオのMGMコタイでもありましたが、テレビをつけたら私の名前が(笑)
(加工したので名前部分が透明化してますがwww)
私の場合はシングルユースだったので困りませんでしたが、ダブルシンクじゃないところだけがマイナス要素でしょうか。
奥に見えているスペースはシャワーブースです。
洗面台の反対側にバスタブがあります。
ご覧のように壁は鏡なので、スッポンポンの自分の姿がこれでもかというほど映ります(笑)
なぜかバスタブのフチにはアヒル隊長がいたんですけどね。
私たちが泊まらせてもらった客室は、すべて中庭に向いていました。カーテンを開けると美しい中庭が見られます。
中央の芝生エリアをハスが浮かぶ池がぐるりと囲んでいます。
下に降りるとこんな感じ。
ハスの花って、咲いた姿を見られるのは朝だけですから、早起きすると得した気分になりますね。
さて、5つ星ホテルのスコータイ・バンコクですが、私が泊まらせてもらった客室でも2万円台だそうです。
スイートルームでも6〜7万円程度ということなので、お得感はありますよね。
それだったら記念日とかで使うのもアリです。背伸びしなくても手が届くというか。
バンコク市内は、東京とは比べ物にならないくらい、こういったラグジュアリーホテルがあります。
スコータイ・バンコクのすぐそばには、バンヤンツリーがありました。
ポキっと折れそう(笑)ですが、今度はこっちにも泊まってみたいなー、なんてね。
家族や友人・知人に、こういうホテルに泊まったのだという話をすると、とっても羨ましがられます。
でも、いつもいつもこんなオイシイ思いをできるわけではありません。
時にはこんな独房の方がまだマシかと思うようなあまり色気のない年季の入った部屋に泊まることもありますので、ギャップが激しいのです。
豊橋のとあるお宿です。いつも引き合いに出してスンマセンwww
今日は何が言いたかったかというと、バンコクに行く予定のある方にはスコータイ・バンコクはとってもお勧めですよ、というタイアップ的なことでした(笑)
それでは今日はこの辺で。