旧車に関する記事を読んで抱いたクルマの電子制御に関する疑問
昨日、生活用品あれこれの買い出しで大きなホームセンターに行ったのですが、行きも帰りも道中で旧車の数々に遭遇。
スカイライン(R32)、スープラ(70型)、ロードスター(NA)、など、とにかく古いスポーツカーが目白押しでした。
妻は「連休で虫干しするためガレージから出してきた」なんて言ってましたが、ある意味ではそのとおりかもしれませんね(笑)
遭遇したクルマで「おおっ!」と声を出してしまったのが、三菱GTO。
ボディカラーは赤で、なんとも言えない色気があるデザインがカッコイイ。
そのGTOの最大のウリは、ホイールからマフラーまで全てオリジナルということ。
いいセンスだ。
旧車のスポーツカーは、オリジナルであるほど希少ですから、当時のままの姿を見ることができてヨカッタ!
そんな風に懐古趣味に浸っていた今日、ふと目にした記事に「ウンウン」と頷いてしまうようになった私は、立派なオジサンであることは私自身が認めるところです(笑)
さて、この記事では現代のクルマに装備されている電子制御による姿勢制御について触れられています。
「昔のクルマは電子制御の影響が小さく、もっとシンプルに楽しめた」ということですが、私は電子制御のメリットは大きいと考えるので、この点は同意していません。
ただし、サーキットを走るような遊び方をする場合、電子制御は邪魔になるかもしれませんね。
例えばコーナーで横滑りが始まる前に電子制御が介入してトルクをそれぞれの駆動輪に配分するというのが今のクルマ。
昔のクルマはアクセルワークやら細かなステアリング操作でなんとかしていたはずです。
最近のクルマはパワーステアリングも油圧から電動になっていますから、後輪が滑ったら電動パワーステアリングが勝手にカウンターステアをあててクルマの挙動を整える、なんてことになるかもしれません。(一部のクルマでは実装されている、なんて話もありますが)
左コーナーでステアリングを左に回しているのに、車輪は逆側を向いているなんてのはキモチワルイだけだと思うのですが…。
電子制御の介入がシンプルだった昔のクルマに乗る方が、ドライバーの技量は上達するでしょうね。あくまでもサーキットを走行する技術という観点で、ですが。
ちなみに私の懐古趣味は、あくまでもデザイン面での話。
ギミックが大好きな私としては、歩行者保護規定によって絶滅してしまったリトラクタブルヘッドライトが、どうにかして復活できる余地はないものかと、日々悶々としています(笑)
それでは今日はこの辺で。