スバルの群馬製作所の操業停止は検査体制がきちんと機能したから!?
いやはや、完成検査問題にバルブスプリングのリコールなど、ネガティブ方面で話題を提供し続けているスバル。
新たに群馬製作所が1月16日から操業停止状態にあるという衝撃のニュースが出ていました。
原因はパワステの部品に不具合が見つかったから、とのこと。
対象車種は、、、
XV
売れ筋3点セットというのが痛いですよね。
スバルの工場は、全てのラインで複数車種を組み立てる方式を採用しているため、このパワステとは無関係のレガシィ、レヴォーグ、WRX、BRZ(トヨタ86含む)の生産も停止しているそうです。
要するに、日本の生産拠点での製造が完全にストップしているということになります。
早ければ1月28日(月)には製造を再開できる見通しのようですが、10日以上も生産ラインがストップするというのは、異例中の異例。
見方を変えれば、一連の完成検査問題によって改めた検査体制が、今回はきちんと機能した、ということになるのでしょう。
もし、これが見逃されていたら、顧客のもとに届けてから問題が明るみに出て、また大規模なリコールになっていたでしょうから。。。
とはいえ、今回の操業停止により、納車の遅れは不可避。
そっちでのイメージダウンが懸念されます。
メーカーとしては、リコールを出すよりも、今回の対応でよかったと思いますが。
それでは今日はこの辺で。