クライスラーが日本での販売終了。アメ車の淘汰が進みますねぇ
フォードに続き、クライスラーも日本での販売を終了しました。
すでに同社のウェブサイトからは、商品ラインアップなどに関するページは削除されています。
クライスラーの日本での最後のモデルとなった300Cは、結構売れたモデルではあったと思いますが、いかんせん欧州勢が存在感を示すセダンのマーケットでは、残念ながら埋もれてしまっていました。
では、クライスラーの国内販売終了は、アメ車マーケットにどんな影響をもたらすのでしょうか。
私の予測では、全く影響ないと思います。
上にリンクを貼った記事でも言われていますが、クライスラーを扱ってきたFCAジャパンでは、ジープも扱っています。
ジープはここ数年好調で、グランドチェロキー、チェロキー、レネゲードに加え、昨年フルモデルチェンジしたコンパスなど、ランナップも充実。
ラングラーのように固定客の指名買いが多いモデルがあるのも強いですね。
販売台数を見ても、ジープの存在感は年々増しています。
要するに、日本で存在感を示せず、売れないメーカーは撤退するしかない、というマーケットの原理がそのまま現れたと考えるべきでしょう。
端的に言えば淘汰された、と。
かつては数々の名車を世に送り出し、2000年代以降もPTクルーザーなど個性的なモデルを販売してきたクライスラーだけに、販売終了となるとノスタルジーに浸りたくなる気持ちは理解できますけど。
それでは今日はこの辺で。
2月24日スポーツ雑感(スワローズ&オリンピック)
いやー、オリンピックも残り1日になりましたね。
長野大会を超えるメダル獲得ということで、大いに盛り上がっています。
今日もカーリング女子とスピードスケートのマススタートでメダルを獲得。
最高の大会になりましたね。
私はウィンタースポーツで一番好きなのは、ジャンプです。
今大会でラージヒルを制したポーランドのカミル・ストッフは、追い風という不利な条件にもかかわらず、136.5mのビッグジャンプですからね。
ポーランドの選手は、マリシュばりの鋭い踏切が武器ですが、ストッフはそれに加えて飛型が決まると微動だにしない美しいジャンプが持ち味。
多少揺れながらも力でねじ伏せて飛んでいくノルウェーの選手とは、ちょっと違うんですよね。
メダルを獲得した選手に注目が集まってしまうのは仕方ないことですが、国を背負って戦った全ての選手にお疲れ様でしたと声をかけたいと思います。
で、昼間はプロ野球のオープン戦をテレビ観戦。
我らがツバメさんチーム、東京ヤクルトスワローズ vs 阪神タイガースでした。
結果から言うと4-2でスワローズの勝利。
やはり山田哲人とバレンティンが打点をあげれば勝てる、というね。っつーかそれしか勝ちパターンがない。
補強の目玉、大物現役メジャーリーガーのノリ・アオーキは、日本の野球にアジャストするのにもう少し時間はかかると思いますが、200安打した頃を思い出せば問題ないでしょう。
ピッチャーさえ踏ん張れば、シーズン中も今日みたいな形で勝ち星にはつながると思います。
ただし。
今日のタイガースには、福留も糸井も鳥谷もいない、先発もメッセンジャーじゃない、という飛車角金銀落ちみたいなハンデ戦だったことを忘れてはなりません(泣)
2番手として登板した梅野のように、先頭打者にフォアボールを簡単に与えるような投球では、主力が並ぶシーズン中のタイガース打線では、1失点じゃ済まないと思います。
登板後のインタビューでも梅野は言っていましたが、先頭打者に対する投球をしっかり克服して、近い将来のセットアッパー、もしくはクローザーというポジションまで狙って飛躍してほしい!
むかーしむかし、スポーツライターを目指していた私ですから、細かく書こうとすると大変な分析記事になっちゃいます。旅もクルマも関係ない話題なので、ここらでやめておきますね(笑)
それでは今日はこの辺で。
「JALビル」はもうないのね(笑)
今日は日本航空で取材でした。
というわけで、私のように東京西部に住む人にとっては、なかなか行かない駅で下車。
馴染みがない方のために読み方を。
てんのうずあいるえきです。
音の響きは強そうだ(笑)
タビグルマ雑記帳的には、青梅線の「軍畑(いくさばた)駅」と並ぶ、屈強な駅名です(笑)
りんかい線の駅から地上に上がるとすぐに見えるのが、JALが入っている野村不動産天王洲ビル。
このビルはかつて、JALが所有する「JALビル」として知られていましたが、経営破綻に伴う資産売却で、野村不動産の手に渡ったのですね。
まるごとJALビルだった頃は、手前に見えるポールに国旗や社旗が掲揚され、そのすぐそばにはトヨタ・センチュリーなど黒塗りの高級車がズラリと並び、運転手がハケでボディのホコリを払う姿も見られました。
まあね、経営破綻時にはそういう殿様商売的なところが集中攻撃を受けたもんですから、公的資金が投入されたうえで再建中の現在は、黒塗りのクルマはおろか、タクシーの影なども見えません(笑)
破綻前は、取材に応じるのはそれなりの年齢の偉い人だったのですが、今日、取材に対応してくださった方は、非常に重要な立場にあるキーマンであるにもかかわらず、かなりお若い優秀な方でした。しかもカッコイイ(笑)
かなりの数の老害功労者の方々をリストラしたのでしょうね。
でも、あれだけの規模の会社だからこそ、若い世代の方が力を発揮できるようにならないと、同じ過ちを繰り返すことになりそうです。
『沈まぬ太陽』で描かれたような世界が2度と繰り広げられないよう、ナショナルフラッグキャリアとして頑張ってもらいたいと思います。(『沈まぬ太陽』の表現には著者の悪意も込められていそうですがwww)
それでは今日はこの辺で。
若い人は添乗員付きのツアーを好む!?
今日はある観光局のトップにインタビューをしてきました。
どこの観光局か、とかそこでの内容につきましては、媒体での掲載前なのでここでは控えます。
が、インタビュー中の雑談のなかで、興味深い話を聞きました。
最近の学生は卒業旅行で添乗員付きのツアーに参加するケースが増えているそうです。
シニア向けを想定して造成した商品にも、若い人が混ざっているケースがあるとのこと。
そういった需要が増えつつあるのを受けて、若年層向けの添乗員付きツアーを開発・販売を始めた旅行会社もあるということで、多様性という点ではとても良い傾向ではないでしょうか。
ま、「増えている」と言っても、正確な統計などによるものではなく、この方がお付き合いのある旅行会社から聞いてきた話ですから、本当のところはどうかわかりませんが。
私が学生だった頃は、エイチ・アイ・エスに行ってできるだけ安い航空券を買い(エイチ・アイ・エスにはそういうのに詳しいスタッフが多かった)、海外旅行保険も一番安い1000円くらいのものに入って出かけるスタイルが当たり前でした。
ざっくりですが、2年前のこの時期に書いた記事で、私の卒業旅行について触れていますので、お時間のある方はどうぞ。
添乗員付きツアーと個人旅行のどちらが良いとか悪い、というのではありません。
当時は添乗員付きツアーの価格は非常に高く、学生には手が出ないものでした。
それが若年層向けに(おそらく手頃な価格の)商品を作ってくれるんですから、海外旅行デビューにとってはよいのではないでしょうかね。
「バックパッカーじゃなきゃダメ」なんて誰が決めたわけでもないんですから。
こういうツアーに2〜3回参加してみて、物足りなくなったり、もっと現地で自由に動きたくなったりしたら、個人旅行へと移行していけばよいのだと思います。
まずは「海外に行って外の世界を見る」という行動に移すのが大事。
むしろ今の若い人たちは選択肢がいろいろあっていいなぁ、とさえ思います。
それでは今日はこの辺で。
気分はトランスフォーマー? クルマからヘリに変形するPAL-V Liberty
スイスのジュネーブで開催されるジュネーブモーターショーで、こんなクルマがワールドプレミアとなるようです。
クルマからヘリに変形するPAL-V Libertyです!
冒頭に「こんなクルマがワールドプレミア〜」と書きましたが、ヘリが主なのかクルマが主なのかわからん(笑)
トランスフォーマー的な要素、つまり中二的な要素を多分に含んだ夢のあるクルマ(機体)だと思います。
まあ、こういうものが発表されるといつも思うのが、クルマとしての性能はどうなのか、ということです。
ヘリとして空を飛ぶ以上は、軽量であることが絶対条件のはず。
でも、クルマとしての性能を高める機構、例えばデファレンシャルギアとかサスペンションなどは、いずれも重量物ですからヘリには不要なものです。
前1輪、後2輪というのは、まさに余計なパーツを減らすための設計ですよね。
これだとコーナリング時に安定しないだろうなー、と思っていたら、、、
車両自らが重心を移動してバランスをとるのね(笑)
ちなみにPAL-V Libertyの価格は、日本円にすると約4200万円ほどだそうです。
フェラーリが買える値段でクルマ&ヘリが買えると思うと、、、安いのか?
こういうのはキワモノ扱いされちゃうことが多いのですが、私は夢があっていいなーと思います。
私の愛読書でもある『空想科学読本』シリーズの著者、柳田理科雄先生が著作の中で繰り返し述べているように、人間には現実世界の科学法則では起こり得ないことを描ける空想力があるからこそ、その空想に近づくために努力を重ねて科学が進歩してきたわけです。
「空飛ぶクルマ」はもはや夢物語ではなく、PAL-V Libertyのように量産化できるところまできました。
こういった技術と進化したAIが融合したら、トランスフォーマーだってSFの話ではなくなるかもしれませんよ!?
それでは今日はこの辺で。
「1日のうちに四季がある」どころじゃなかったオークランド(笑)
このブログでも何度かニュージーランド滞在時代の話を書いていますが、今日はニュージーランド最大の都市オークランドの気候について触れてみましょう。
よく、英国やアイルランドの天気を「1日のうちに四季がある」と表現しますよね。
気温差が激しく、さっきまでよく晴れていたと思ったらどんよりとして雨まで降ってくる、といった、目まぐるしく変わる天気を指すようです。(英国はヒースローでのトランジットしか経験がないので実体験ではありませんがw)
私が住んでいたニュージーランドのオークランドは、「1日のうちに四季がある」どころではなく、冗談抜きで「1時間のうちに四季がある」と感じました。
当時はなんとなく撮った写真ですが、いま見るとその一端がわかるものがありました。
はるか後ろにオークランドのシンボルであるスカイツリーが見えます。はるか後ろと言っても、この場所はオークランド中心部からバスで15分程度にあるミッションベイの手前、マイケル・ジョセフ・サヴェージ記念公園です。
スカイツリー上空には低い雲が垂れ込めていて、白いモヤがかかっているのがわかるでしょうか。
市中心部では結構な量の雨が降っている証拠です。
そして、この写真を撮った直後に、ここも土砂降りの雨に。
ジャケットが風をはらんで出っ腹みたいになっているのは、雨を降らせる低気圧の前兆だったのでしょうね。
私は2年ちょっとオークランドに住んでいましたが、1年を過ぎた頃にアパートの隣人と話した内容が忘れられません。
俺はロンドンから来たんだが、この国の天気はロンドンよりもクレイジーだ
だそうです(笑)
イギリス人もビックリのオークランドの天気。
特に冬は雨が多いので、日本の夏にあたる時期にオークランドに行かれる方は、必ず折り畳み傘を持っていってくださいね。
ま、真冬のオークランドでは土砂降りの中でも半袖短パンで傘もささずに悠然と歩く現地人がいて驚くでしょうけど。
それでは今日はこの辺で。
ペグを打てない場合のプロモンテVL25はどうする?
私が登山やキャンプで使っているテントは、プロモンテ VL25です。
「for double」とあるように、2人用テントです。
1人用もあるのですが、重さがあまり変わらない(私の登山スタイルではあまり影響のない重さの差、と言うべきか)ので、2人用にした次第。
キャンプ場のように整地されている場所なら、ペグで固定するのはテント使用時の基本中の基本です。
ただし、奥穂高や北穂高に登る際にベースとしている涸沢のような岩場では、ペグを打つことができません。
では、どうするのか?
多くの方は、フライシートのロープを岩で固定しています。
しかし、プロモンテVL25は、最も長い4本のロープこそ問題ないのですが、その他のロープは非常に短いのです。これでは小石くらいしか通すことができず、フライシートを固定することができません(泣)
なので、私は岩場での固定用にバンジーコードを購入し、それぞれのロープと併用できるようにしました。
少し見づらいですが、こんな感じです。
黄色のロープだと短すぎるのがわかるでしょうか。
こんな風に、いろいろ考えながらちょっとしたカスタマイズをしていくのも、登山の楽しみかもしれませんね。
それでは今日はこの辺で。