「日本で使えるSIMがないから代わりに電話してください」って言われた話
先日、タイに出張に行ってきたわけですが、帰国して羽田空港での出来事を書いてみたいと思います。
羽田に到着したのは朝6時45分頃。
7時半には全ての手続を終え、他の参加者の皆さんとご挨拶をして解散となりました。
問題はここから。
朝のこの時間は通勤ラッシュの真っ只中。
私は電車で帰るとすると、どのルートを使っても山手線には乗らなければなりません。
大きな荷物を引きずって朝ラッシュ時の満員電車に乗る勇気はありませんので、バスで自宅に最も近い駅まで帰ることにしました。
今日の本題はここから。
チケットを買ってバス乗り場に向かう途中、外国人旅行者から「スミマセン」と声をかけられたのです。
LINEの画面を見せられ、メッセージに表示されていた電話番号を指差し、
「この携帯には日本で使えるSIMが入ってません。代わりにこの番号にかけてもらえませんか?」
と懇願されました。
若くて可愛らしい女性だったので、助けてやろうというス◯ベ根性があったのは否定しませんが(笑)、バスの発車時刻まであと3分くらいだったので、
「ごめんなさい、バスがもう出ちゃうんだ」
と言ってお断りしました。
バスに乗り込んでから、公衆電話でかければいいのにと思ったのは、私が古い人間だからか。
おそらく羽田空港にはまだ公衆電話はあるのでしょうが、20年前と比べるとその数は少ないはず。
また、硬貨を持っていなかったとも考えられますし、たった1回の電話のためにテレホンカード(まだあるのでしょうか?)を買うのもバカバカしいですもんね。
ただ、電話機の数や硬貨の有無の問題ではなく、日本人・外国人を問わず若い人の間では公衆電話を使うという発想はもうないのだなぁ、と。
ちなみに私は助けを求められれば、できる限り助けてあげるようにしています。
今回声をかけてきた女性に対しても、もうちょっと時間があれば助けてあげられたのですが。。。
それでは今日はこの辺で。
これは凄い!ワンオーナーのメルセデス・ベンツ300SLが4億円超で落札
いやー、こんなことってあるんですねぇ。
落札額よりも驚きなのは、走行1372kmでワンオーナーという点。
未レストア車だそうです。
1963年にオーナーにデリバリーされたときの状態なので、ペイントやトリムはもちろんですが、コーションラベルに至るまでありとあらゆるものがオリジナル。
記事によると、付属のソフトトップは木箱に入った状態で出品されたそうです。
写真を見る限り、あまりにキレイなのでてっきりタミヤのプラモデルかと思いました(笑)
クラシックカー絡みでは、過去にこんな記事を書いています。
このときに触れたのは2014年45億円で落札されたフェラーリ250GTOでしたが、オリジナルという点では今回の300SLの方が上では?
むしろ4億円超という落札額が安く思えるほどですね(笑)
輸入車関連の仕事をしていて、訪れた工場の片隅に希少クラシックカーが置かれていることもあるのですが、さすがに走行距離1372kmのクルマは見たことないなぁ。
嗚呼、機密保持契約さえなければここで紹介できるのに!
嘆いても仕方ないので、それでは今日はこの辺で。
旅行商品は「旅先で何ができるか」が最初に来るのがスジ
今日は1件、インタビューの取材があったのですが、珍しく取材から〆切まで1日(というか1晩)しかないため、切羽詰まった状況です(;´Д`)
本当ならブログなんて書いてる場合じゃないけど、ちょっとだけガス抜き(笑)
今日聞いてきた話というのは、ある企業の旅行事業部の方に今後の展望を聞くというもの。
この企業は異業種から旅行業界に参入する形になるので、とても新鮮でした。
既存の旅行会社の多くの人は、「●●に行きたい」という要望を受けると「空路のつなぎ方」や「ホテルの選定」という部分から入ることが多いです。
しかし、今日の方の話では、まずは「旅行に行った先で何ができるのか」を考えて商品を作る、と。
ああ、大手旅行会社の人が聞いたら卒倒するかもしれませんね。
もしくは「ふん、シロートが!」って否定するところから入っちゃうとか。
どうしても既存の旅行会社の方って、座席の確保はどうするんだ?とかホテルの仕入れ値はどうなってる?というのが先にきちゃうもんなぁ。それはそれでとっても大切な要素ではあるのですけど。。。
そういえば、先週のタイ出張の主な目的は、企業のインセンティブ旅行などにピッタリのコンテンツを実際に体験する、というものでした。
やっぱり旅行の本質って旅先で何をするかであって、行き方や宿泊施設というのは本来二次的な要素のはず。
行き方が旅行の最重要項目であるのなら、狭い座席である程度の我慢を強いられるLCCがここまで台頭してないと思うんですよね。
今後、旅行業の潮目は変わってくるのでしょうか。
そういう意味では、今日インタビューをした会社には頑張ってもらいたい!
それでは今日はこの辺で。
タイ国際航空のA350に乗ったよ
7月6日夜から7月12日朝までのタイ出張では、飛行機に計4回乗りました。
いずれもタイ国際航空(TG)です。
そのうち羽田/バンコク線では、運航スケジュールに載っていた機材はB747-400だったので、「古い機材かぁ」なんて期待していなかったのですが、搭乗ゲートまで行ってみたらこの日の機材はA350(たぶん-900)でした。
別の出張や成田での取材時に外からA350を見たことはあったものの、乗るのは初めてだったため、他の参加者に悟られないように密かに興奮しておりました(笑)
機内は新しく、エコノミーでも非常に快適。
照明の色がこんなふうに怪しげな感じになるのも、これからバンコクに向かいますよというTGの機内らしくて(?)よかったです。
羽田発0:20という深夜便なので、1回目の機内食はサンドイッチのみ。
ずーっと紫がかった照明なので、視覚的に「美味しそう」という情報は入ってきませんでしたが、とりあえず全部食べました。
5月のマカオ出張の際に利用したマカオ航空のA320には、パーソナルな機内エンターテイメントシステムはありませんでしたが、さすがはTGの新機材。
眠れなくてもヒマを持て余すことはありませんでした。
久しぶりに『ウルヴァリン』なんて観ちゃった(笑)
機内では何も考えずに観ていられるSF映画やアクション映画に限ります!
バンコク到着の2時間前くらいには、2回目の機内食が提供されました。
紫色の照明が消え、視覚的にかなり食欲を刺激する雰囲気に。
ま、日本時間の3時前くらいですから、朝食ですって言われてもねぇ。
全部食べたけど(笑)
バンコクのスワンナプーム国際空港でもいろんなネタはあるのですが、それは記事に盛り込む可能性が非常に高いので、また後日にでも。
それでは今日はこの辺で。
新型フォレスターの「e-BOXER」とは?を簡潔に表現してみる
新型フォレスターの発売が近づいてきました。
ショールームで見られるのは7月19日からなのですね。
発表から発売まで時間があったので、ちょっと拍子抜け。
さて、その新型フォレスターですが、発売当初のラインアップは2.5Lガソリンエンジンモデルと、2.0L e-BOXERの2種類だそうです。
このラインアップが明らかになったとき、あちこちで「ターボエンジンがなくなった」とか「e-BOXERって何だ?」とか「ハイブリッドと何が違うんだ?」といったトーンの記事が出回っていました。
もちろん各記事では難しい言葉や簡単な言葉で説明がなされています。
スバルの公式サイトでも、動画で新型フォレスターのe-BOXERについて説明されていますよね。
こういうのを読んだり見たりした後で浮かぶのが、あまりクルマに詳しくない人に対する説明になっているのだろうか?という疑問です。
そこで今回は、タビグルマ雑記帳的にe-BOXERを簡潔に表現してみたいと思います。
ズバリ、、、
ターボチャージャーの代わりにモーターを使って出力を上げるボクサーエンジン
でどうでしょうか!
んー、書いてしまってから「簡潔じゃない感」がビシバシ出てしまっていることに気づくという。。。
そもそもクルマに興味のない人にとって「ターボチャージャー」が難解な言葉ですもんね(笑)
考え方としては、ホンダが初代インサイトに搭載したハイブリッドシステムに近いでしょうか。(e-BOXERは低速時にモーターのみで走行できるので構造は異なりますが)
燃費を低く抑えるハイブリッドというよりも、走りをアシストするためのモーターシステムという意味合いが強いのかもしれません。
あ、だからハイブリッドと言わずにe-BOXERって言ってるのか!
勝手に自分だけで納得しちゃいましたが、おそらくそういうことなのでしょう(笑)
まったく解決になってないかもしれませんが、それでは今日はこの辺で。
時代の転換を示す元ブッキングドットコムと元HISトップ同士の握手!
旅行業界周辺にいる人間にとっては、衝撃的な記事です。
JTBや近畿日本ツーリスト、日本旅行の「3大旅行会社」をはじめ、エイチ・アイ・エスや電鉄系の旅行会社など、既存の旅行会社というのは実店舗を持って人を配置して、というビジネスモデルのため、ネットの普及とともに悩ましい状況となっています。
しかもここ10年ほどでオンライン・トラベル・エージェント(OTA)が台頭。
エクスペディアやブッキングドットコムがその代表格です。
言ってみれば、既存旅行会社にとってOTAは目の上のたんこぶ。
基本的にはケンカをしている間柄なんです。(表立ってそうは言わないケド)
既存旅行会社の方々が「リアル店舗とネットの共存が〜」って話を10年以上している間に、OTAはどんどん先に進んじゃって、という状況なので、私が見る限りでは「共存」に向けた動きは全くと言ってよいほど見つかっていないようです。
HISは旅行業界ではむしろ新興の部類ですが、私の中では既存旅行会社で最も元気な会社の1つという認識でした。
それが今回、handyというジョイントベンチャーで、元ブッキングドットコムの日本のトップと、HISの元社長が手を組んだのです。
業務提携じゃありませんからね、これ。
HISの平林元社長がトラベル事業CEOとして経営に参画するんですから、それはそれは驚きですよ。
2人が握手する姿は、まさに時代の転換点を目の当たりにしたような気分なのです。
今後、旅行会社の役割(少なくとも個人相手の商売としては)はどのようになっていくのか、明るい見通しを語る人は多くありません。
ひょっとすると、handy Japanの構想が実現することになったら、既存旅行会社が生き残る道ができるのかもしれません。
HISが創業したときのように、寄ってたかって潰しにかかるようなことにならないことを祈るばかり。
それでは今日はこの辺で。
100周年に向けて動き出したベントレー
まだまだタイ出張の余韻があるのびーです。
いやー、濃かったなぁ。
朝7時からムエタイ体験をしたり、昼は施設やホテルの見学に各種アクティビティの体験とぎっしり詰まっているにもかかわらず、夜は2時まで飲んでいたり(笑)
出張中の平均睡眠時間は4時間前後だったように思います。
さすがに昨日は1日ぐったりしていましたが、今日からはそういうわけにもいきません。
クルマ関連の仕事もしなければ。。。
というわけで、あれこれクルマ関連の情報を見ていると、、、
ありましたありました!
創業者W.O.ベントレーがアルミ製のペーパーウェイトを見て「これ、エンジンのピストンに使えるんじゃね?」というのが、その後の自動車の流れを決定づけた、なんて言われています。
冒頭のシーンはそれを再現したものだそうです。
本田宗一郎もそうですが、発想の転換や多角的に物事を見る、というのは成功の条件の1つなのかもしれません。
私は独立以降、物事をトータルで考えるをモットーとしていますが、これからは「多角的に」というのも付け加えてみようと思った次第。
ちなみにベントレー モーターズの創業は1919年7月10日。100周年のちょうど1年前にあたる2018年7月10日に、このムービーを公開したんですって。
いよいよ100周年アニバーサリーへのカウントダウンに入ったわけですが、早速ミュルザンヌの特別仕様車が発表されていました。
それはまた後日にでも触れみたいと思います。
この先もベントレーが何をしてくれるのか、楽しみに待ちましょう!
それでは今日はこの辺で。