東京国立博物館、もう一度見たい作品がありまして
年末の駆け込み依頼などが多く、ほとんど外に出られません。ずーっと家にこもって仕事してます、ハイ。
おかげでブログのネタはニュースサイトに頼らざるを得ないのですが、、、、
日本人3人が機内で騒いでチャイナエアライン機が引き返し 約4時間半遅れ(Traicy)
という、同じ日本人とは思われたくない情けない話や、、、
米ニューヨーク中心部で爆発があったとの情報(NHKニュース)
という悲しい事件。。。
こんなんばっかり。
そんななか、東京国立博物館に関するニュースをちらっと見かけたのですが、検索してもたどりつきません(泣)
まあ、内容的には展示品はもちろんすごいけど、博物館の建物も重要文化財だったりするので行ってみてね、という軽いものでした。
東京の大学に進学してからは、さまざまな特別展で東京国立博物館をはじめ、上野にある美術館や博物館はちょくちょく訪れてきたのですが、東京国立博物館には、ある思い出があります。
それは中学3年の頃までさかのぼります。
私が中学生のときの修学旅行は、「箱根・鎌倉・東京都内・東京ディズニーランド」を訪れる旅程でした。
東京都内では上野で自由行動となり、私たちは東京国立博物館へ。今思うとシブい選択だったと思います(笑)科学博物館の方が中学生が興味を持ちそうな展示なのに。
その常設展で見たのが、高村光雲の彫刻「老猿」でした。
これ、美術の教科書や歴史の資料集などにも載っている有名なものでしたが、そんな作品が常設展示してあることにびっくりしたのを覚えています。
そして、特に美術的なセンスのある私ではありませんが、この作品だけはなぜか強烈な印象が残っているんですよ。
コピーライトがあるのでここに写真を貼るのはよしておきますが、東京国立博物館のウェブサイトに写真がありますので、ぜひご覧になってください。
「ああ、これね!」って分かってもらえると思います。
もう1度見たいのですが、「展示予定は未定です」とありますので、今は見ることができないようです。
東京国立博物館には収蔵品が11万件以上あるそうなので、ひょっとしたら老猿を見られたのは、あの時が最初で最後かも。
そういう意味では、展示品との一期一会を楽しむのも、東京国立博物館の魅力かもしれません。
それでは今日はこの辺で。