スバルの群馬製作所の操業停止は検査体制がきちんと機能したから!?
いやはや、完成検査問題にバルブスプリングのリコールなど、ネガティブ方面で話題を提供し続けているスバル。
新たに群馬製作所が1月16日から操業停止状態にあるという衝撃のニュースが出ていました。
原因はパワステの部品に不具合が見つかったから、とのこと。
対象車種は、、、
XV
売れ筋3点セットというのが痛いですよね。
スバルの工場は、全てのラインで複数車種を組み立てる方式を採用しているため、このパワステとは無関係のレガシィ、レヴォーグ、WRX、BRZ(トヨタ86含む)の生産も停止しているそうです。
要するに、日本の生産拠点での製造が完全にストップしているということになります。
早ければ1月28日(月)には製造を再開できる見通しのようですが、10日以上も生産ラインがストップするというのは、異例中の異例。
見方を変えれば、一連の完成検査問題によって改めた検査体制が、今回はきちんと機能した、ということになるのでしょう。
もし、これが見逃されていたら、顧客のもとに届けてから問題が明るみに出て、また大規模なリコールになっていたでしょうから。。。
とはいえ、今回の操業停止により、納車の遅れは不可避。
そっちでのイメージダウンが懸念されます。
メーカーとしては、リコールを出すよりも、今回の対応でよかったと思いますが。
それでは今日はこの辺で。
レヴォーグ(VM4)のストラットマウント交換&ABSハイドロリックユニット交換
昨日はスーパームーンがマトモに撮影できたことで、嬉しくて書くのを後回しにしてしまいましたが、、、、
1泊2日で修理に出したレヴォーグ(VM4)の件について書いてみたいと思います。
気になる症状は2つ。
1つ目は、ステアリングを1回転以上まわすと、ステアリングの奥の方から「ゴツッ」という鈍い異音が聞こえること。
2つ目は、走り出すとブレーキペダル付近からカチカチカチカチ鬱陶しい音が聞こえること。
先月受けた12カ月点検の際に、この2点も併せて見てもらったところ、ステアリングの異音はストラットマウントの不具合、ブレーキペダルの異音はABSハイドロリックユニットの不具合という結論が出ました。
いずれも交換が必要ということでしたが、肝心の部品がディーラーに届くのに1カ月程度かかったため、修理がこのタイミングとなったわけです。
ストラットマウントは、おそらくゴム部分が傷んでいたのではないでしょうか。
真っ黒の部品に変わっていますから、新品になったのがわかります。
ABSハイドロリックユニットも、ピッカピカの新品です(笑)
レヴォーグのカチカチ音に関しては、ネットで検索すると同じ症状を報告するブログなどが散見されます。
こういうのが積み重なっていくと、リコールということになるんでしょうかね。走行に支障はないらしいので放置されるかもしれませんが。
同じ型式のレヴォーグにお乗りの方で、カチカチ音に悩まされている方は、ディーラーなどで「ABSハイドロリックユニットの不具合の有無を見てほしい」と伝えてあげるとよいかもしれません。(ディーラーが持っている診断機をつなげばエラーコードが出るはずなので)
ちなみに今回の修理は、いずれも保証の範囲内とのことで、部品代も工賃も一切かかりませんでした。
助かった。。。
それでは今日はこの辺で。
我が家にスバル・ステラがやって来た!(笑)
我が家にスバル・ステラがやって来ました!
…。
……。
………。
…………。
ダイハツのムーヴではありません(笑)
誰ですか、ムーヴのエンブレムを六連星に変えただけなんて言ってる人は!
スバル関係者に対してはタブーだそうですよ(笑)
レヴォーグを修理に出したので、その代車です。
実は先月の12カ月点検の際に、不具合が発覚したためその修理を行うことになったのです。
1つ目は、ブレーキペダル周辺からの異音。まるでフック船長が恐れる時計を飲み込んだワニのような「カッチカッチカッチカッチ」という時限爆弾みたいな音がしていました。
こちらはユニットごと交換することになりました。
もう1カ所、ステアリングを回す際に左フロントの足回りから異音がしたので調べてもらったところ、ストラットの不具合とのこと。
こちらも部品交換の運びとなりました。
今日の夕方には「修理が終わったので、明日、いつでもお越しください」との連絡をいただきました。よかったよかった。
さてさて、借りてきたステラですが、帰りの道中で大きな違いを感じたのが、アイドリングストップが作動するタイミングでした。
レヴォーグは車両が完全に停止した際にアイドリングストップが作動するのですが、ステラはまだ車両が動いているうち(超低速時)にエンジンが止まっちゃうんですね。
私のクセで、停止するほんの一瞬前にブレーキを緩めてカックンブレーキを防ぐのですが、ステラはある程度ブレーキ圧をかけて車両が停止する寸前にエンジンが止まってしまい、ブレーキ圧を緩めるとまたエンジンがかかる、というギクシャクさを感じました。
その違いにイライラして、途中でアイドリングストップをオフにしちゃいました。
ムーヴもこんな感じの味付けなんですかね。
っていうか、軽自動車のアイドリングストップって、みんなこんな感じなのでしょうか?
やっぱり慣れている自分のクルマが恋しいなぁ。
それでは今日はこの辺で。
2018年新車販売台数1位は日産ノート!その裏にはこんな事情があったのね…
自販連の統計で、2018年(1〜12月)の乗用車ブランド通称名別新車販売ランキングで、日産ノートが1位に輝いたそうです。
単純に考えれば、「ずいぶん売れたんだね、よかったよかった!」となるのですが、どうやらこの裏にはいろいろあるようです。
この記事によると、車種がどんどん減っていて、日産内に乗り換えるクルマがなく、仕方なくノートを買うことになった結果、という背景があるとのこと。
100%そういう理由だけではないと思いますが、今の日産を見るとさもありなん、ですね。
しかも今日、日産と三菱の合弁で起こした企業が、カルロス・ゴーン氏の報酬のためだけに作られたということが明るみに出ました。
ゴーン氏個人の借金返済のために、数十億円もの日産の資金が使われていたというニュースもありました。
そのお金があれば、新モデルを開発できただろうに。。。
もはや永ちゃんの「技術の日産」や「やっちゃえ日産」は、タチの悪いジョークとしか受け取れなくなっています。
モーターショーなどで来場者に披露した日産が描くクルマ社会の未来像は、ただの空想に終わってしまうのでしょうか。
せめて、このエンブレムだけは生き残ってほしいなぁ。。。
それでは今日はこの辺で。
みなさんのクルマに積んであるのはスペアタイヤ?パンク修理キット?
今日、共同通信のニュースで「パンク修理キット、事前に確認を 使い方分からず、相談増加」というものがありました。
この記事によると、パンクした際にパンク修理キットの使い方がわからず、国民生活センターに寄せられる相談が増えているとのこと。
使い方は修理キットの外箱なんかに書いてあるケースも多いですし、取説にも使い方の記載はあるはず。使い方がわからなければ、ディーラーや整備工場にでも聞けばいいのに、と思います。
なぜ相談先が国民生活センターなのか理解に苦しみます(笑)
後になってから相談した、という意味なんですかね。
パンクした際には、応急用のスペアタイヤに交換するか、このパンク修理キットで穴を塞いで近くの整備工場やタイヤショップなどまで走行する、というのが一般的。
タイヤ交換ができない(ジャッキなどの工具を積んでいないetc.)ときにはJAFや保険のロードサービスにヘルプしてもらうことになります。
もちろん、共同通信の記事にあるように、パンク修理キットの使い方が分からない場合も、ロードサービスを頼るしかないでしょう。
そもそも、自分のクルマにどちらが積まれているか、わかっている人ってどれくらいいるでしょうか?
自分で対処できれば、ロードサービスを呼ばなくても切り抜けられるかもしれません。
保険によってはロードサービスを利用すると翌年の等級に影響するものもあるでしょうから、自分でできればランニングコストの削減にもつながります。
ちなみに現在主流のチューブレスタイヤは、パンクしたら修理不可のため、新品タイヤに変えなければなりません。痛い出費は避けられません。。。
クルマを購入してからボンネットを1度も開けたことがない、なんて人も多いと聞いたことがあります。
ぜひ、自分のクルマの基本的な操作は覚えておいたほうが、万が一のときに役に立つかもしれませんよ。
お時間のある方は、こちらの記事もご覧ください。
それでは今日はこの辺で。
新型スープラの発表!ある意味ではトヨタのお家芸
あちこちのメディアでニュースになっているとおり、今作はGR初のグローバルモデルだそうです。
豊田章男社長も、こちらの動画ではスープラに対する熱い想いを語っています。
さて、新型スープラはBMWのZ4と基本コンポーネントを共有するモデルとして知られています。
基本的な開発はBMWのエンジニアが行ったのだとか。
そのため、スープラとZ4は兄弟車なんて表現も見られます。
走りはBMWなんだろうか?
思えば、今や億の値がつくなんて言われているトヨタ2000GTは、ヤマハとの共同開発でしたし、86もスバルとの共同開発でした。
重要な位置づけのスポーツカーは、他社と共同開発するというトヨタのお家芸は新型スープラでも披露されたのですね(笑)
不思議ですよね。
圧倒的な資金力があって、優秀なエンジニアもいるはずなのに、なぜトヨタはスポーツカーとなると他と共同開発するのでしょう?(しかも「丸投げ」に近い関わり方と揶揄する声は後を絶ちませんし。。。)
70系とか80系までのグランドツアラーっぽさは影を潜め、トヨタ自身も「ピュアスポーツカー」みたいな言い方をしています。
せっかくの復活なんだし、開発もトヨタの「ピュア」でやってほしかったなぁ。
それでは今日はこの辺で。
雑誌でのタイヤの紹介は編集者泣かせ…
この週末は、千葉の幕張メッセでカスタムカーの祭典「オートサロン」が開催されましたね。
自動車関連のニュースでもオートサロン絡みのものがかなり多かったです。
出展者の中には、クルマに欠かせないパーツであるタイヤメーカーも名を連ねています。
ブリヂストン、ダンロップ、横浜、TOYOといった国産メーカーはもちろんですが、海外メーカーではグッドイヤーの名もありました。
タイヤメーカーというのは、毎年必ず新商品をリリースしています。
かつてドレスアップ車の雑誌編集をしていたとき、タイヤメーカーとのタイアップなどの記事を担当したことがあります。
ただ、タイヤはご存知のとおり真っ黒です。
はっきり言ってカラーページで使うのがもったいないんです(笑)
デモカーやアクセサリーを紹介する華やかなページの後に、地味なタイヤのタイアップ記事なんかが来てしまうと、どうしても見栄えがしません。
どの記事を雑誌の中のどこに入れるかを決める「台割(だいわり)」という設計図があるのですが、本来は台割の決定は出版サイドの専権事項である「編集権」に含まれます。
ところがタイアップ記事は広告の1形態ですから、広告主の意向を汲んで仕上げるという前提があるので、ある程度は忖度して特集の近くに入れるといったことをする場合があります。
タイアップでなければそのへんは自由ですから、私がいた編集プロダクションでは、タイアップでないタイヤ記事は「モノクロページ」で処理していました(笑)
モーターショーなどでタイヤメーカーのブースを見ますが、どうしても人はまばら。
タイヤって、唯一路面と接するクルマにおける最重要パーツの1つですから、もう少し脚光を浴びてもよいと思うのですが、雑誌を作る立場からするといかんせん扱いに困る商品であることも事実なのです。。
何か革新的な紹介方法があればよいのですが。。。
それでは今日はこの辺で。