轟々たる波の音に恐怖!蔚山の大王岩公園に行ったらしいですwww
2016年12月に韓国出張に行ったのですが、オファーがあったのは出発まで1週間を切ったタイミングでした。
「日本からの視察団に同行して取材してもらいたい。1日目の夜に行われる日韓双方の観光関連の偉い人の会合と、晩餐会の様子を記事にして翌朝までに送ってもらえれば、2日目と3日目は遊んでていいよ」という、ある意味ではオイシイ依頼だったのです。
韓国はこの出張まで行ったことがなかったわけですが、あまりの近さにプライベートでは行く気が起きず、正直言ってあまり旅行先として興味を抱く国ではありませんでした。
当時の記事のタイトルも、2日続けて「日本と変わらない」と書いているあたりからも、現地でもそこまで目新しい感覚を得てはいなかったようです。
まあ、走ってるクルマのデザインを見て「おっ、あの2シーターはシトロエンのRCZかな?」と思ったらヒュンダイだったとか、「マツダのCX-3が結構な数を走ってるなぁ、輸出頑張ってるんだなぁ」と思ったらヒュンダイだった、っていう別次元の驚きと発見はありましたけど(笑)
話を戻すと、そんな具合の出張でしたから、2日目以降は完全にフヌケでした。
なので、連れて行ってもらった観光スポットが、一体どのような所なのかもよく分かってなかったっす。。。
そのうちの1つが、蔚山の大王岩公園。
もちろん手元には旅程表があったのですが、韓国では公には漢字が使われておらず、こんな看板を見ただけではわからんのです。
英語の説明があるのでなんとなくわかりますが、漢字で「大王岩」って書いてくんなきゃわかんないなぁ。
このときの視察団は、日本から旅行会社のスタッフを中心に200人以上という大所帯で、大王岩公園でもこんな風にゾロゾロ。。。。
みなさんアンフレンドリーな感じ(笑)で、同じ会社の人同士で固まってしまい、1人参加の人は、基本的にずっと1人という感じ。
だから「ここって、どんな場所なんですかね?」なんて気軽に話せる人も見当たらず。
おそらく、この韓国出張があまり楽しく感じられなかったのは、このあたりにも原因があるのかもしれません。
まあ、仕事だから別にいいんですケド。
そんな感じで歩を進めていくと、、、
灯台が見えてきました。(この写真でもポツンと1人で歩く人がいるのがわかると思います)
この灯台は古いものです、ってガイドさんが言ってたような気がします。
こんなふざけた興味深いオブジェもありました。
視察団のうち若い女性の何人かがキャッキャ言いながら写真を撮っていました。インスタ映え(笑)ってやつを狙っていたのでしょうかね。
さらに進むと、海が見えてきました。
どうやら岬の先端まで行ける遊歩道があるそうです。(ということを、この段階でやっと理解した私ですwww)
いくつかの岩が遊歩道でつながっているんですね。
海に近づくと風が強くなり、ただでさえ寒いのに体感温度はモーレツに低下。
ニットキャップにネックウォーマー、レザーの手袋、セーターにジャケットにコート、ベースレイヤーには上下ともヒートテックという完全武装でしたが、風が吹いたら寒いもんは寒い!
岩と岩をつなぐ橋まで来ると、風の音と波の音が怖くて怖くて。。。
海辺で育った方には理解できないかもしれませんが、私のように山間の町で育った者にとっては、轟々と鳴る波の音って恐怖でしかないんですよね。
遊歩道の終点から見た光景は、東映のオープニングそのもの(笑)
蔚山は工業地帯だと聞いていましたが、たしかに遠くにはそれを思わせる工場のような建物が多く見えました。
そんなことよりも、眼下で渦巻く波が怖くて怖くて、そして吹き付ける寒風が痛くて、早々に退散しました。。。
韓国の観光スポットを紹介するサイトなどでは、大王岩公園は「晴れた日にはエメラルドグリーンに輝く美しい海が〜」と解説されていました。
もっと穏やかな季節に訪れたら、私の印象も違っていたことでしょう。
いやー、写真を見てるだけでも怖かったのを思い出しちゃった(笑)
それでは今日はこの辺で。