メルセデスはCクラスから!?
ちょっと前にお会いする機会があった方に、「先日の仕事でメルセデス・ベンツのCクラスを見る機会があったんですよ〜」と話しました。
すると、その方の反応は、、、
「メルセデスはCクラスからですよ」
画像:メルセデス・ベンツ日本公式ウェブサイト(http://www.mercedes-benz.co.jp/content/japan/mpc/mpc_japan_website/ja/home_mpc/passengercars/home/new_cars/models/c-class/w205.html)
本来、こういう発言をするのはちーっとまずい立場の方。
私も我が耳を疑いましたが、「AクラスとかのFFっていうのがね、せっかくのメルセデスなのに物足りない感じがするんですよね〜」だそうです。
そしてつい数日前に打ち合わせでうかがったある制作会社でも、「ミニバンに500万円は出せない」という雑談で盛り上がりました。
その時に私が「500万円持ってたらCクラスを買いますよ」って言ったら、ものすごく納得してくれましたwww
Aクラスの登場で「メルセデスが300万円台で買える!」と認識されてきた(オプションやら何やら付けると乗り出しは450万円〜500万円くらいになります)フシがありますが、みんな心のどこかでは
ベンツに乗るならCクラス以上!
って思ってるんじゃないでしょうか。
えっ、私ですか?
メルセデスに乗れる日が来るなら、もちろんCクラス以上に乗ります(笑)
それでは今日はこの辺で。
久しぶりに笑った観光協会のPRソング:SADO METAL 佐渡観光協会
旅行関連のニュースが「てるみくらぶ」絡みばっかりで滅入っちゃいます。
そんななか、佐渡観光協会が観光PR動画を作成して発表した、というニュースがありました。
その名もSADO METAL!
『メタルの聖地佐渡金山でヘヴィなメタルバンド発掘!?』ってwww
たしかに金はヘヴィなメタルだわwww
動画はこちら。
もうね、笑っちゃいましたwww
「巨大な船体 車飲み込み ときわ丸よ かの地へ導け!」って歌詞がありますが、新潟港と佐渡を結ぶカーフェリーは「ときわ丸」なんですね。
実は私、小学生の頃に家族旅行で佐渡に行ったことがありまして、その頃に就航していて、私たち家族が乗ったのは「こさど丸」でした。今でも実家の居間には、こさど丸の中で撮った写真とたらい舟に乗った時の写真が引き伸ばして飾られてますwww
さて、その「こさど丸」はどうなったのか。
気になって調べてみたところ、こさど丸は2008年に引退。その後「屋久島丸」として九州で活躍。屋久島丸としても2011年に引退し、現在はインドネシアで運航されているようです。
佐渡に関しては、仕事でしょっちゅう北海道・東北・新潟に行く友人が、やはり出張で佐渡に行ったときに、佐渡の地酒をお土産に買ってきてくれましたっけ。
それがこちら。
写真がなくてスンマセン。なにせ3年ほど前のことなので…。
いただいたのはテンナマの300ml。ほどよい辛口で優しい味わいのお酒でした。
大人になってからは、酒蔵めぐりみたいな楽しみもありますから、この際、SADO METALに乗せられて30ウン年ぶりに佐渡に行ってみるのもアリかと(笑)
それでは今日はこの辺で。
あのクルマの二番煎じ!? トヨタC-HRのCMって…
自宅で作業をするときは、たいてい音楽をかけています。
ほぼYouTubeですけど。。。
よく聴いているのは、ドラクエのオーケストラ版とか月風魔伝のアレンジとか、主に歌詞がない曲です。
歌詞があるとつい口ずさんじゃって仕事にならないのでw
で、今日も何を聴くか動画を探していたら、トヨタC-HRの広告が再生されました。
大友克洋といえば、アニメ映画の金字塔『AKIRA』の監督です。
余談ですが、ニュージーランドで出会ったスイス人やオーストリア人から「AKIRAってカッコいいよな!日本にはあんな映画がいっぱいあるんだろ?」なんて聞かれるほどでしたから、ヨーロッパでの『AKIRA』の知名度はかなり高いんじゃないでしょうか。
C-HRはほかにも『北斗の拳』や『ストリートファイターII』などとコラボしたCMを作っていますよね。
ということは、クルマのターゲット層はこれらの映画やゲーム、漫画に熱狂した私と同世代からちょっと上くらい、ということなのでしょう。
ただし、大友監督のCMにケチをつけるわけではないのですが、このCMの感じ、何かと似ているなー、と思って探してみました。
そして思い出して見つけたのがこれ。
メルセデス・ベンツ Aクラスがデビューしたときのキャンペーン「NEXT A-Class」のテレビCMです。
ちなみにこのアニメは、『攻殻機動隊』なんかも制作したProduction I.G.が手がけたもの。沢城みゆきといった売れている声優を起用するなど、結構な力の入れようでした。
動画のフルバージョンはこちらをどうぞ。
この時のメルセデス・ベンツには、人生で最後に買う「上がりのクルマ」というイメージを払拭し、若い世代にもメルセデスに親しんでもらうため、という狙いがあったそうです。
まあ、若い世代と言っても、やっぱり私と同じかその前後の世代でしょうけどwww
この動画のおかげかどうかは知りませんが、Aクラス、Bクラス、CLA、GLAあたりのコンパクトカーたちは、これまでメルセデスを支えてきた層だけでなく、目論見どおりの顧客層にも受けているようです。
ですから、トヨタがC-HRのCMで矢継ぎ早にあれこれ繰り出してきても、メルセデス・ベンツの二番煎じという印象が拭いきれません。
こういう仕事をしていると自動車メーカー各社のCMさえ素直に見られなくなっちゃうので、それはそれでなんだか悲しいなぁ。
それでは今日はこの辺で。
久しぶりの大型経営破綻:「てるみくらぶ」騒動に思う
先週から騒々しかった、格安ツアーをメインに取り扱う旅行会社「てるみくらぶ」の騒動ですが、社長が記者会見をして経緯を説明しました。
もちろん私も知ってはいましたが、同社のツアーで出発済みの方がいることを考えると、ブログなどで安易に不確定情報を流すべきではないと考え、静観を決め込んでおりました。
結局は資金繰りの悪化ということになりますが、負債総額は150億円、影響を受けるとされる顧客は8〜9万人になるといわれています。
格安ツアーということは、時期的に学生の利用者も多いでしょうから、初めての海外旅行という人もいたはずです。
楽しい旅行のはずが一転、帰れるかどうか、泊まれるかどうかわからなくなる、という不安な状況ですが、なんとかみなさん無事に帰ってきてもらいたいものです。
騒動の詳しい経緯はこちらからどうぞ。
今回は、この騒動について感じたことを書いてみたいと思います。
説明するタイミングが遅い
上の記事では、代表の山田氏が「最後までがんばろうとしたことがかえってご迷惑をかけてしまった」みたいな言い訳をしたうえ、「未出発の人も出発しないでほしい」とのたまう始末。
23日に資金調達ができないとわかった時点で発表せず(記事にある「告知」は、SNSなどの情報を見る限り「航空券が使えないかも」というメールを送ったことを指すようです)、会社としての公式発表は今日までずれ込みました。
てるみくらぶのウェブサイトにも、やっとこういった案内が掲載されました。
それでも、この4日間に出発してしまった人に対し、どれだけ迷惑がかかるか真剣に考えなかったのでしょうか。
下手すりゃ現地で泊まる場所がないわけですよ?
山田氏は発券済みの航空券なら「問題ないと思う」って言ってますが、他人事ですよね。現地の係員の対応によっては帰ってこれないかもしれないのに。
ダメになる会社の社長って、危機的状況のときでも他人事ですよね。
私の体験では「俺が言うとおりにやればいいんだ」→「俺の言うことを従業員が聞かない」→「俺は騙された」という俺様三段活用のすえ、さらにわけわかんないこと言い始めるし。
閑話休題。
今日になってしまいましたが、この山田千賀子氏は記者会見で説明を謝罪の言葉を述べただけマシなのかもしれません。
旅行会社への不信感が増すことに
てるみくらぶの破綻の要因となったのは、少なくとも彼らの主張では「航空会社やホテルなどの直販の増加」だそうです。
私に言わせりゃそんなもん10年前からわかってただろうが!ですけど。
こういうことがあると、旅行業界に対する不信感は募るもの。
しかも、物心付いた頃からネットが当たり前のようにある若い世代は、旅行会社を利用せず、航空会社やホテルに直接申し込むようになるかもしれません(っていうか、もうそうやって旅行してるよねw)。旅行においても、そういった消費行動が当然になる日も遠くないと思います。
また、てるみくらぶは日本旅行業協会(JATA)に加盟する旅行会社でしたから、JATAの弁済制度が適用されます。
が、その上限は1億2000万円。
てるみくらぶの負債額150億円のうち、80億円ほど(訂正:99億円ほど)が旅行者に対して弁済義務がある額だそうですから、JATAの弁済制度を利用しても、手元に返ってくるのは微々たる額となってしまいます。
今回の騒動で、この上限があることも広く知られることになりましたし、弁済額の上限を超えた負債を抱えて倒産されたら、泣き寝入りするしかなくなってしまうこともあらためて周知されてしまいました。
こんなんじゃ旅行会社を使う人が減って当然ですわな。
海外旅行への悪印象
繰り返しになりますが、てるみくらぶのツアーで初めて海外旅行をする、という人もいたはずです。渡航中の方が3000人くらいいるようですからね。
初めての海外で散々な目に遭った人は、海外旅行に対して悪い印象を持持ってしまうでしょう。
「あんな不安な思いをするなら沖縄とか北海道でいいや」ってなっちゃいます。
堅実に経営している旅行会社から見れば、「余計なことしやがって!」と、憤懣やるかたない思いでしょうね。
トラベルボイスの記事にもありますが、リーマンショック以降では最大規模の旅行会社の経営破綻となったてるみくらぶ騒動。
私が旅行業界誌の記者だった頃、ちょくちょく記事にしていた会社(私は担当ではありませんでしたが)ですから、業界内でも名前は知られていました。
格安ツアーで成功した会社ですが、いつまでもそれが続くと勘違いしてしまったのかもしれません。
経営者は好調な時ほど次の一手を考えなきゃいけないというのを教えてくれた事例となりそうです。
それでは今日はこの辺で。
レヴォーグのリコール:その3
連日のクルマネタで恐縮です。
今日はリコールの作業をしてもらうため、スバルの販売店に行ってきました。
これまでの経緯はこちらからどうぞ。
販売店で話を聞いたところ、火災が起きた事例は雪道でトラクションがかからずにタイヤが空転し続けたケースで起きたとのこと。
なので、タイヤが激しく空転するような使用状況でない場合は、そんなに気にしなくてよさそうでした。慌てて3月中に来なくてもよかったかも。
販売店にも「急いだ方がいい?」という問い合わせが結構あったそうです。
でも、販売店としては「急がなくても大丈夫です」とは言えませんよね。
リコールはメーカーの責任のくせに、販売店に実施率みたいなものを課しているフシがありますから、お乗りのクルマにリコールが出たら、できるだけ早く販売店さんに持っていって作業をしてもらってくださいね。
なにはともあれ、私のクルマはタイヤが激しく空転してもエンジンから出荷する可能性は著しく減りました(笑)
待ち時間の間は、例によってショールームをウロウロ。
ですが、今日はなんとG4とアウトバックの2台しかありませんでした(泣)
アウトバックは、こちらの記事でも触れたとおり、、、
次に乗りたいなー、と思っているクルマです。
あと3年ほどレヴォーグのローンが残ってますから、まだまだ先の話ですけどね。
それでは今日はこの辺で。
F1開幕戦をレーサーズカフェで観戦
今日は、ある輸入車のインポーターの方と先輩ライターの3人で、F1開幕戦の予選を恵比寿にあるスポーツバー「レーサーズカフェ」で観戦してきました。
はっきり言って今のF1のレギュレーションがまったくわからず、知っているドライバーもごく少数になってしまったようで、イマイチ気持ちは盛り上がりませんでしたが。
マクラーレン・ホンダも予選は13番手と見せ場を作れず、どうせ今シーズンもメルセデスが強いんでしょ的な結果でした。
しかし、店内の雰囲気は良かったです。
カウンターなんて、サーキットの縁石と同じ赤白です。
それから、本物のレーサーたちのサイン入りグッズが展示されているなど、モータースポーツファンにとっては気分が盛り上がるお店でした。
「今度はWRCのときにでも来ましょうかね」って話しながらお店を出たのですが、、、
今月末で閉店
だそうです(泣)
だからフードメニューがなかったり、営業時間は23時までのはずなのに「今日は17時で終わりなんでお会計を」って言われたりしたわけだ。。。
まあねぇ、今日なんてF1観てるのなんて我々3人でしたし、なかには結婚式の後に駅周辺のカフェが一杯で流れてきたお兄さんとお姉さんの一団もいました(笑)
こういうキャラ立ちしたお店が街から消えてしまうのは寂しいですねぇ。
後には何ができるんだろ。
チェーンのカフェだったらガッカリですね。
画一的な街にはなってほしくないものです。
街の画一化についてはこちらをご覧ください。
それでは今日はこの辺で。
ジャガー、必死すぎ(笑)
プロテニス選手の錦織圭選手と契約していたジャガーですが、今度はプロ野球の読売ジャイアンツとオフィシャルカー契約を結んだそうです。
ジャガー、必死すぎ(笑)
なかなか日本での販売台数が伸びないということで、アスリートと契約して認知度アップ&高感度アップを図ろうというのでしょう。
狙いとしては悪くありませんが、なんか痛々しい…。
ただ、ジャイアンツの本拠地があるのは後楽園。駅でいえばJR水道橋駅か東京メトロ・丸の内線の後楽園駅。
お世辞にもおしゃれと言えるようなエリアじゃありません!
だったら青山に本拠地がある、我らが東京ヤクルトスワローズと契約してくれればよかったのに。。。
12球団で最もおしゃれなエリアに本拠地があるチームですからねっ!
青山だと、ポルシェセンター青山がありますね。
ポルシェさん、スワローズの1軍選手&コーチにマカンをリースとかどうですか!?
それでは今日はこの辺で。