ニュルブルクリンクで鍛えられた新型クラウン(笑)
先日発表された新型クラウン(とカローラスポーツ)。
いずれも「コネクティッドカー」として、車載通信機を搭載した最初のモデルということで、非常に注目を集めていましたね。
「Mercedes me connectのパクリじゃないの!?」とか言わないの!
デザインについては昨年の東京モーターショーでコンセプトカーが展示されており、まるでアウディを真似たようなスポーティなファストバックのスタイリングにはさまざまな意見が寄せられたのではないでしょうか。
まあ、私は嫌いではありませんけどね(笑)
ただ、クラウンというとどうしてもオッサンが乗るクルマというイメージが付いてしまっているのも事実。
新型クラウンのスタイリングからは、顧客層を若返らせたいというトヨタの悲痛な叫びさえ聞こえてきそうな雰囲気です。(若い世代の顧客がレクサスに流れちゃってる面もあるので自業自得かw)
クラウンの歴史を見ても、ここ20年くらいは若返りに対する努力は見られました。クラウン アスリートとかゼロ クラウンなどはその例だったと思います。
ただ、それらのクルマもベースは「クラウン」でしたから、若い人がクラウンで元気いっぱいに走るとか、ワインディングで攻めるなんていう発想はありませんでした。
スタイリングもさることながら、走りの部分が決定的に「オヤジカー」だったことが、クラウン=オッサンのクルマというイメージを醸成していたのでしょう。
それが新型クラウンは、なんとニュルブルクリンクでも走って開発を進めてきたとのこと。
トヨタ公式ウェブサイトでは、モリゾーこと豊田章男社長が雪上でテストドライブする様子を収めた動画がアップされており、豊田社長が「ニュル走った?」とチーフエンジニアに聞くシーンが収録されています。
そういえば「新型クラウンの走りはドイツ車と同等かそれ以上になった」といった内容の記事もありました。
いっぱいお金をもらっているモータージャーナリストなのかもしれないので、その内容を鵜呑みにはできませんが、、、
ひょっとすると、ひょっとするの!?
そんな期待を抱かせてくれるクルマなのかもしれませんね。
それでは今日はこの辺で。
日本橋は『熈代勝覧』に描かれた賑わいを取り戻せるか!? 三越前駅の絵巻物
今日はあるインタビューの仕事で、日本橋のマンダリンオリエンタル東京に行ってきました。
このホテルが開業したのは2005年。
ペニンシュラやシャングリ・ラと並び、香港系の「新御三家」などと呼ばれ、三井不動産の日本橋再開発事業の中心的存在として、開業時に大きな注目を集めていました。
私がこのホテルに足を踏み入れるのは、2005年の開業直前にメディアに公開する「メディア内覧会」に参加したとき以来でした。
最もお安い部屋(でも「デラックスルーム」というカテゴリー名だったw)でも1泊7万6000円という金額では、おいそれと泊まれるホテルではありません。
ま、仕事でもなきゃ行きませんけど。
さて、今日の本題はマンダリンオリエンタルではありません。
このホテルの最寄駅は東京メトロ銀座線と半蔵門線の三越前駅です。
私は半蔵門線を利用して現地に向かいましたので、改札を出てからマンダリンオリエンタル方面へ地下通路を歩いていく必要があります。
その地下通路に、こんなものが展示されていました。
これは「熈代勝覧(きだいしょうらん)」という絵巻物の複製で、1999年にドイツで発見されたものだそうです。
作者不明ながら、全長12mのこの絵巻物は、歴史学者にとって江戸時代の生活を知るうえで貴重な資料なのだとか。
急いでいたので振り返りざまに慌てて撮ったものですが、長さはおわかりいただけると思います。
よく見ると、ガラスケースの下の黒い部分に、説明書きが添えられています。もう少し時間があればゆっくり見たかったなぁ。
ちなみにこの絵巻物には、人物が1671人、犬が20頭、馬が13頭も描かれているそうで、江戸時代の日本橋界隈の賑わいをうかがい知ることができます。
日本橋地区の再開発にあたっては、この絵巻物に描かれているような賑わいを取り戻すというコンセプトがあったため、こうして複製を展示しているそうです。
なんて夢がある話なんでしょ(笑)
それでは今日はこの辺で。
日本が誇るショーファードリブン!新型センチュリー発売
もう3日前の話ですが、トヨタが新型センチュリーを発売しました。
昨年の東京モーターショーでも展示されており、トヨタブースで際立った存在感を放っていました。
(ターンテーブルがくるくる回っていたのでピントが甘いのはご愛嬌ですw)
フルモデルチェンジではありますが、基本的にスタイリングはキープコンセプト。センチュリーの威厳を失わず、うまい具合に現代風にアレンジしたなぁ、という印象です。こういうクルマって、あまりにも現代風にしすぎると安っぽくなっちゃうんですが、そのあたりのバランスが絶妙だと思います。
さすがにフェンダーミラーはやめたようですが(笑)
パワートレインはレクサスのLS600h譲りな部分がある、というか共通のプラットフォームなようですね。
そのあたりの詳しい仕様やスペックは、トヨタ公式ウェブサイトにお任せします。
1つだけ驚いたのは、標準仕様のシート表皮がファブリックだということ。
今では高級車=レザーシートという図式が成り立っていますが、センチュリーは頑なに標準シートをファブリックにしています。
もちろんレザーシートはオプション設定されているので、2000万円のクルマでファブリックはあり得ない!という人も安心(?)ですね。
このクルマを買う人や企業は、あくまでも偉い人を後ろに乗せて、専属の運転手がステアリングを握ることを想定しているはず。いわゆるショーファードリブンというやつですね。
なので、欲を言えばリアシート周りのラグジュアリー感をもっと突き詰めてもよかったのではないかな、と。
ロールス・ロイスやMercedes-Maybachに勝るとも劣らないショーファードリブンとして、今後もロングホイールベースなどの派生モデルが出てくることを期待しましょう。
センチュリーは日本が誇るショーファードリブンです。ぜひ世界に打って出てほしい!
それでは今日はこの辺で。
登山用の靴を新調したらナイスなおまけもついてきた
6月の売上がある程度の額になりそうなので、思い切って登山用の靴を新調しました。
これまで履いていたのはキャラバンのグランドキングだったのですが、足に合っておらず特に下りで辛い思いをしていたことに加え、9年前に購入した靴で経年劣化も始まっていたので、良いタイミングということで買い換えることにしたのです。
購入したのはこちら。
La SportivaのTX5 GTXです!
私の足はかなり特異な形状。以下、私の足の特徴を列記してみます。
(1)絶対的に足が小さい
(2)幅が狭い
(3)かかとが細い
(4)足の前部(フォアフット部分)が薄い
まず(1)ですが、革靴だと24.0cmとか24.5cmがベストサイズ。ランニングシューズは25.0cm〜25.5cmくらいがベストでしょうか。
(2)については、ランニングシューズでは常に「Slim」を探しています。アシックスのランニングシューズでは「SW(Super Wide)」なんてのがありますが、怪我につながるため絶対に履くことはできません。ほかにも「日本人向けにEEEEを用意!」なんて謳い文句を見ると殺意が芽生えるレベルです(笑)
(3)は半分あきらめてます。これを注意して作られている市販の靴はあまりないので。
(4)についてはスポーツシューズならある程度は想定してくれているメーカーもあるようですが、数は少ない印象です。
店頭のスタッフさんに上記の私の足の特徴を伝え、なおかつ「冬山には登らない」ことと、「奥多摩の山も登れば槍ヶ岳や穂高連峰にも登る」ことも伝えたところ、スタッフさんが導き出した回答は「欧米のメーカーがよいでしょう」というもの。
その中でも足の薄さという点を考慮したうえ、「奥多摩をメインに考えるならこれ」「槍穂高をメインに考えるならこれ」と2つの選択肢を示してくれました。
あとは実際に試着してスロープなどで上り下りをさせてもらい、私の足にとって抜群のフィット感を得られたLa Sportivaに決めたわけです。
これまで使ってきた靴も登山用品店で買ったのですが、あまり良い店員さんにあたらなかったようで、今回のようなアドバイスはもらえませんでした。こっちも初心者でしたから、何を聞いてよいかわからなかったというのもありますし。(その方はベテラン山屋のような風貌だったので安心していたのですが、結果的にはハズレでした)
やはり細かく教えてくれるスタッフさんに聞き、必ず試着して購入すべきですね。
ちなみに今回購入したお店は近所のイオンに入っている好日山荘。現在夏山セール開催中なので、基本的には全品10%オフになるのですが、、、
La Sportivaは対象外(泣)
他の選択肢のブランドは10%オフの対象だったのですが、自分の足に最も合った靴を選ぶことは安全な登山にもつながるわけですから、「スミマセン、割引対象外なんです」と伝えられてもグッとこらえて「ああ、全然構いませんよ」と涼しい顔を装いました。
可哀想だと思われたのか、ミレーのバッグをおまけでつけてくれました(笑)
結構しっかりした造りなので、キャンプ用品など入れるのにちょうどよさそうです♪
ま、シューズを買った人にはもれなくプレゼントしてるのかもしれませんが(笑)
次の週末は、いつもの登山仲間のN君とT君と今年の遠征登山について計画を練ることになっています。
昨年は大雨の影響で猿倉までの道路が通行止めとなっていて断念した白馬岳が最有力候補です。
今から楽しみだ!
それでは今日はこの辺で。
海外旅行先では常に「自分が日本代表」のつもりでいましょう
連日のワールドカップネタで恐縮です。
そして教訓めいたタイトルにしている点も恐縮です。
日本vsコロンビア戦の後、コロンビア人の男性が日本人の女性らに卑猥な言葉をスペイン語で言わせていた動画をアップし、世界中から総スカンを食らうという出来事がありました。
コロンビア政府の外務省まで公式にコメントする事態となり、世のコロンビア人たちも「あれがコロンビア人や文化を代表するとは思わないでほしい」とツイッターなどでコメントしていました。
結局動画をアップしたコロンビア人男性は謝罪して動画を削除していますし、今さらこのブログで彼らの行為について論じることはやめておきます。
ただ、この件で思い出した話があるのでご紹介。
今から12〜13年前だったと思いますが、旅行業界誌の記者だった頃に、ロングステイ財団の専務理事にインタビューをする機会がありました。
今も専務理事かどうか知りませんが、当時の専務理事というのが竹田恒泰氏でした。
彼は1947年に皇籍を離脱した旧竹田宮の竹田家の人。血筋としては明治天皇の玄孫にあたります。
2010年前後頃から頻繁にメディアに出まくって、一部の人たちにとっては過激ともとれる主張をしたり、自身が代表を務める団体の役員が詐欺や脱税で逮捕されたり、いろいろと賑やかな人でもあります。
私は「ロングステイ財団の専務理事として、海外に日本人が出ていくことの素晴らしさをどう伝え、ロングステイを広めていきたいか」というメインテーマでインタビューしました。
そのインタビュー中に竹田氏が最も力を込めて語ったのは、「個人の旅行でも海外に行ったら日本を代表しているという自覚を持つべき」ということでした。
「海外の人は、我々を通じて日本という国を見ます。私たちの立ち居振る舞いによって、日本の印象を良くも悪くもしてしまうのです。ロングステイに限らず、海外に行くどんな日本人もそれを心得てほしいと思っています」
宮様のような穏やかな口調ではありましたが、そこには不思議な迫力がありました。
今回、一部の心無いコロンビア人男性の行為によって、その他の多くのコロンビア人が危惧したのは、まさにこの点だったのでしょう。
私も仕事やプライベートで海外を訪れる機会がある以上、常に「俺は日本代表だ」という気持ちでいたいと思います。
それでは今日はこの辺で。
熱戦!ワールドカップ ロシア大会
まあ、あれです。
特に大きなネタがないので、旬のワールドカップの話でお茶を濁そうというハラです。
ブラジル vs コスタリカの試合、面白かったですね〜。
ブラジルの悪いところって、思い通りにならない時間が続くと不必要なファウルをして退場者が出た挙げ句に土壇場で点を取られる、みたいなのがあったと思うんです。
退場者が出なくても、思い通りにならないと集中力を切らして守備が崩壊、という地獄絵図は、前回大会のドイツ vs ブラジルの7-1という野球みたいなスコアの試合で見られましたからね。
今回も随所にそんな芽が見え隠れする危ういところがありましたが、チッチ監督でしたっけ。うまい具合にまとめているのでしょうか。ギリギリのところで悪いブラジルを出さずに済みました。
VARでPKの判定が覆ったシーンでは、ネイマールが暴言とかで退場になるんじゃないかと期待してヒヤヒヤして見ていたものですが。
まあ、私は普段はあまりサッカーを見ませんし、コスタリカを応援しているわけでもないのですが、言うなればジャイアントキリングを見てみたいと思っている1人ではあります。
ラグビーのワールドカップで日本代表が南ア代表に勝っちゃったようなサプライズが起きないかなー、と期待している次第です。(日本がコロンビアに勝っちゃったのはそれに近いかもしれませんが)
ラグビーの話が出たついでですが、ニュージーランドに住んでいた頃、キウィの知り合いとサッカーを見ていたら、ファウルで選手が倒れるたびに「Oh, what a xxxx!!」って汚い言葉で叫んでました(笑)
彼が落ち着いてから聞いてみたところ、彼が言いたかったのは、、、
あの程度の接触でパタパタ倒れるんじゃねえ! しかも男のくせにいつまでも痛がりやがって!
ってことだそうです(笑)
さすがラグビー国家の住人。
まあね、ラグビーってタックルして倒れてはすぐに立ち上がってオンサイドに戻り、またタックルして倒れてはすぐに立ち上がってオンサイドに戻り、またタックル(以降無限ループ)っていう競技ですからね。
というか、いちいち転がって痛がっていたら数的不利で負けるし。
そんなラグビー国の住人にしてみれば、サッカー選手の「演技」にイライラするのかもしれません。
今回のワールドカップを見ていて、私でさえ少なからずそう思うんですから、ラグビー最強国の住人たちからすると、サッカーは男のスポーツには見えないのでしょうね(笑)
それにしても開幕前はあまり興味はなかったのですが、国を背負った時の東欧の強さとか、統制の取れたサッカーを展開するアフリカあたりを見ると、やっぱり4年に1回は見ておいて損はないなー、と手のひらをクルッと返して楽しんでおります。
それでは今日はこの辺で。
たまには真面目な取材もする:JNTO × popIn × AdAsia共催セミナー
タビグルマ雑記帳は、思いついたことを思いついたままに思いついた順に書き連ねるという、いわゆる「書き殴りスタイル」で2年半ほど毎日更新しています。
仕事でしているような力の入れ方での校正もしていませんので、誤字脱字がそれはそれは酷い有様です。
このブログを読んだ方の中には、のびーって本当にライターなの?と訝しむ人もおられることでしょう。
残念ながら本当にライターとして食っておりまして(笑)、ちょくちょく取材に出かけています。
今日も1件、真面目なセミナーに顔を出してきました。
タイトルはこちら。
早い話が、超成熟市場の台湾と韓国でどんな広告を打てば効果的に訪日につなげられるのかを考えよう、というものです。
実は出席した目的は、取材&執筆ではありません。
このセミナーの主催者であるpopIn(ポップイン)さんが、あるメディアでセミナー告知の記事広告を出してくださった際に、インタビューと記事執筆をしたのが私だったというご縁があったのです。
なので、今日のセミナーで話された内容については、共催のAdAsiaさんも取材に同席されていたので、ほぼ取材時に聞いてしまっていました。
ただ、もう1つの共催者である日本政府観光局(JNTO)で登壇した人というのが、私が旅行業界誌の編集部にいたときの同僚。デスクも向かい同士で、よく愚痴を聞いてもらったり聞いてあげたりした仲でした。
お会いするのは5年ぶり。
ご活躍のようで何よりでした。
こんな背景もあり、私はセミナーには飲みに行こうと誘いに行った不得手なデジタルマーケティング関連の勉強をしに行ったわけです。
それにしても、我々が何気なく使っていたウェブサイトの裏では、技術の進歩に伴い驚くほどいろんなことが起きていたのだと痛感。
これを機に、もう少し学んでみようと思った次第です。
いつになく真面目な内容(?)になってしまいましたが、今日の記事で言いたかったことは、、、
ちゃんとライター業をしてますのでご安心ください
ってことでした(笑)
それでは今日はこの辺で。