こぼれ話シリーズ:グアムのトゥー・ラバーズ・ポイントで何を思う!?
取材したけども記事にはならなかった話を書いていく「こぼれ話シリーズ」。
今日は2017年に旅行会社の方を対象とした大規模なスタディツアーに同行取材したときに、視察させてもらったトゥー・ラバーズ・ポイントについて書いてみます。
トゥー・ラバーズ・ポイントは、ガイドブックなどによっては「恋人岬」と表記されている場所です。
一帯は公園として整備されており、賑やかなタモン地区とは異なる緑豊かな場所です。
トゥー・ラバーズ・ポイントという名のとおり、身分の違いによる許されざる恋に落ちた2人が、髪を結び合って崖下の波間に身を投げた、という伝説の場所です。
このオブジェは、2人が身を投げたときの姿をイメージしたものなのでしょうか。
こういう伝説がある場所ですから、今ではカップルで訪れると結ばれるというジンクスがあるのだとか。
カップルで訪れてる時点で結ばれてるじゃねえかというオジサンの無粋なツッコミはここだけの話にしておきましょう。
ハート型の南京錠にお互いの名前や願い事を書いてハートロックウォールのフェンスに鍵をかけると永遠の愛で結ばれる、というおまじないもあるそうです。南京錠は売店で売ってるので、いい商売だなぁとも思いますwww
ハートロックウォールのフェンスどころか、そこらじゅうに南京錠が。。。
この光景にある種の狂気を感じてしまうのは、私の心が荒んでいるからでしょうかね?
トゥー・ラバーズ・ポイント一帯は入場無料ですが、崖の上に設けられた展望台に行くには料金がかかります。
私たちにはグアム政府観光局という葵の御紋がありますので、無料で行かせていただきました。
タモン湾が一望のもとに見渡せます。
展望台で考えたことは、この写真に写っている主だった全てのホテルを前日に視察していたので、そりゃ疲れるわなという感情でした(笑)
狭いようで広いのがグアムなんですね。
真下を覗くと水の透明さがよくわかります。
タモン地区とは反対側は、広い広い太平洋だけ。人工物は一切見えません。
韓国の大王岩公園の記事でも触れましたが、私は山間の町で育ったため、海というのは怖い存在です。
だから、こういう濃い青を見ていると、吸い込まれそうになるから余計に怖い。。。。
身を投げた伝説の2人も、そんな思いがあったのでしょうかね?
それでは今日はこの辺で。
ベントレー コンチネンタルGT エディションTGZだよ!
現実には手に入れることができないクルマを、オンライン上で自分仕様にあれこれ設定してみる。
ベントレー モーターズの公式ウェブサイトには、そんな夢のような機能「Bentley Car Configurator」があります。
この機能を利用し、私だけのコンチネンタルGT Speedとベンテイガを作り、このブログでもその様子を何度か書いてきました。
昨年8月にコンチネンタルGTが3代目へとフルモデルチェンジしてから1年。
まだ夢のコンチネンタルGTを作ってなかった!
ということで、またやってみました。
名付けて Bentley Continetal GT Edition TGZ です!(TGZは「Tabi Guruma Zakkicho」ねw)
ボディカラーは、まず実車では見かけないであろう「Monaco Yellow」を選択。
ホイールはオプションの22インチです。
こんなクルマが後ろにいたら、車間距離があってもすぐによけちゃう(笑)
コンチネンタルGTのスタイリングは、「デザイナーがペンを3回ストロークしたところから生まれた」と言われるほどシンプル。
3回のストロークで書ける線とは、ヘッドランプからドアハンドルへと続く「パワーライン」、リアホイールアーチの「ハウンチ」、そしてトランクリッドへなだらかに傾斜していく「ルーフライン」の3本だそうです。
標準仕様はブラックキャリパーなのですが、のびー仕様はあえてコテコテにレッドキャリパーを選択しました。その方がド派手なボディカラーとマッチすると思うのです。
また、フロントタイヤ後方にあるエアベントには、標準仕様では12気筒エンジンを表す「12」という数字があるのですが、あえてそれは付けませんでした。
同様に、トランクリッドにはウイングドBバッジの下に「BENTLEY」というブランドバッジが付くのですが、のびー仕様ではそれも外してあります。
内装は絶対に2トーン!メインカラーとセカンダリーカラーを選べるからです。
私はメインカラーにCamel、セカンダリーカラーにBurnt Oakという、トーンの異なるブラウンを選択。
このコンチネンタルGTから、ウッドパネルを上下で色分けできる「デュアルヴェニア」が採用されています。基本的にはPiano Blackと何を組み合わせるか、ですが、ピアノブラックを上にするか下にするかを選べます。
私は上にLiquid Amber、下にPiano Blackをチョイス。
レザーカラーとも調和していると思います。
センターコンソールには、オプションの「コート・ド・ジュネーブ」というアルミ製のパネルを装着。
クラシックになりすぎないように気を使ってみました。
こうやってみると、Monaco Yellowのボディカラーと内装の色合いがうまい具合に合っていると思います(自画自賛www)
実は細かいところでも「ダイヤモンドナーリング」という加工のオプションを選んだり、3代目コンチネンタルGTでベントレーとして初めて採用されたオプションのオーディオ「Bang & Olufsen for Bentley」を装着したりしています。
どうせバーチャルなのでお金は1銭もかからないから、やりたい放題です(笑)
もし、ベントレーに興味のある方は、ぜひ1度コンフィギュレーターで遊んでみてはいかがでしょうか?
虚しくならないの?とか言わないの!
意外と面白いんだから(笑)
それでは今日はこの辺で。
轟々たる波の音に恐怖!蔚山の大王岩公園に行ったらしいですwww
2016年12月に韓国出張に行ったのですが、オファーがあったのは出発まで1週間を切ったタイミングでした。
「日本からの視察団に同行して取材してもらいたい。1日目の夜に行われる日韓双方の観光関連の偉い人の会合と、晩餐会の様子を記事にして翌朝までに送ってもらえれば、2日目と3日目は遊んでていいよ」という、ある意味ではオイシイ依頼だったのです。
韓国はこの出張まで行ったことがなかったわけですが、あまりの近さにプライベートでは行く気が起きず、正直言ってあまり旅行先として興味を抱く国ではありませんでした。
当時の記事のタイトルも、2日続けて「日本と変わらない」と書いているあたりからも、現地でもそこまで目新しい感覚を得てはいなかったようです。
まあ、走ってるクルマのデザインを見て「おっ、あの2シーターはシトロエンのRCZかな?」と思ったらヒュンダイだったとか、「マツダのCX-3が結構な数を走ってるなぁ、輸出頑張ってるんだなぁ」と思ったらヒュンダイだった、っていう別次元の驚きと発見はありましたけど(笑)
話を戻すと、そんな具合の出張でしたから、2日目以降は完全にフヌケでした。
なので、連れて行ってもらった観光スポットが、一体どのような所なのかもよく分かってなかったっす。。。
そのうちの1つが、蔚山の大王岩公園。
もちろん手元には旅程表があったのですが、韓国では公には漢字が使われておらず、こんな看板を見ただけではわからんのです。
英語の説明があるのでなんとなくわかりますが、漢字で「大王岩」って書いてくんなきゃわかんないなぁ。
このときの視察団は、日本から旅行会社のスタッフを中心に200人以上という大所帯で、大王岩公園でもこんな風にゾロゾロ。。。。
みなさんアンフレンドリーな感じ(笑)で、同じ会社の人同士で固まってしまい、1人参加の人は、基本的にずっと1人という感じ。
だから「ここって、どんな場所なんですかね?」なんて気軽に話せる人も見当たらず。
おそらく、この韓国出張があまり楽しく感じられなかったのは、このあたりにも原因があるのかもしれません。
まあ、仕事だから別にいいんですケド。
そんな感じで歩を進めていくと、、、
灯台が見えてきました。(この写真でもポツンと1人で歩く人がいるのがわかると思います)
この灯台は古いものです、ってガイドさんが言ってたような気がします。
こんなふざけた興味深いオブジェもありました。
視察団のうち若い女性の何人かがキャッキャ言いながら写真を撮っていました。インスタ映え(笑)ってやつを狙っていたのでしょうかね。
さらに進むと、海が見えてきました。
どうやら岬の先端まで行ける遊歩道があるそうです。(ということを、この段階でやっと理解した私ですwww)
いくつかの岩が遊歩道でつながっているんですね。
海に近づくと風が強くなり、ただでさえ寒いのに体感温度はモーレツに低下。
ニットキャップにネックウォーマー、レザーの手袋、セーターにジャケットにコート、ベースレイヤーには上下ともヒートテックという完全武装でしたが、風が吹いたら寒いもんは寒い!
岩と岩をつなぐ橋まで来ると、風の音と波の音が怖くて怖くて。。。
海辺で育った方には理解できないかもしれませんが、私のように山間の町で育った者にとっては、轟々と鳴る波の音って恐怖でしかないんですよね。
遊歩道の終点から見た光景は、東映のオープニングそのもの(笑)
蔚山は工業地帯だと聞いていましたが、たしかに遠くにはそれを思わせる工場のような建物が多く見えました。
そんなことよりも、眼下で渦巻く波が怖くて怖くて、そして吹き付ける寒風が痛くて、早々に退散しました。。。
韓国の観光スポットを紹介するサイトなどでは、大王岩公園は「晴れた日にはエメラルドグリーンに輝く美しい海が〜」と解説されていました。
もっと穏やかな季節に訪れたら、私の印象も違っていたことでしょう。
いやー、写真を見てるだけでも怖かったのを思い出しちゃった(笑)
それでは今日はこの辺で。
今年の遠征登山は白馬岳!が、奥穂高と同じく数年越しのプロジェクトになるのか!?
昨年は、八方から猿倉までの道路が大雨による通行止めというアクシデントに見舞われたため、登山先を燕岳に変更しました。
その経緯が気になる方(いれば、ですがw)は、こちらからどうそ。
大学1年時からの付き合いで、いつもの山仲間でもあるN君とT君とは6月下旬に作戦会議を開きましたが、まあ去年と同じでいいよね、となった次第です。
しかし、1週間前となったいま、週間天気予報を見ると、長野県白馬村の天気があまりよくない。。。
プランBやプランCを、ということで他の山域の週間天気予報を見ても、やはりあまりよくない。。。
ひょっとしたら台風の影響が長引く感じなのでしょうかね。
2016年に奥穂高登頂を果たした我々ですが、登頂までに5年の月日を要してしまいました。
都内の渋滞で出発が遅れてしまったときには北陸への旅行に切り替えたり、「台風接近」のニュースがあれば八ヶ岳の天狗岳に日帰り登山&オートキャンプに切り替えたり、ザイテングラートの途中で大雨になったことで撤退したり、とにかく安全面を考えた結果でしたから、これは仕方ありません。
だからこそ、登頂できたときの喜びは大きかったのですが。
顔を隠していますが、遠くに見える槍ヶ岳をバックに満面の笑みで立つオジサンの図ですw
まさか、白馬岳もそんな数年越しのプロジェクトになっちゃうのでしょうか!?
それでは今日はこの辺で。
デビルマンと光岡自動車がコラボ! こんなにハマってる「デビルマン Orochi」がスゴイ
先日、光岡自動車の創業50周年と永井豪の画業50周年を記念した特別仕様車「Devilman Orochi(デビルマン オロチ)」が発表されました。
このコラボレーションの動画がカッコいい!ぜひご覧ください。
オロチは非常に個性的なクルマでしたが、デビルマン オロチになっておどろおどろしい感じが完璧にハマっているのは驚きです。
薄暗い中で光るヘッドランプは、まさにデビルビームは熱光線!(笑)
光岡のオロチといえば、2014年末で販売を終了したモデルです。
通常のメーカーであれば、生産中止となったモデルでこういったコラボが実現することはまずありません。
トヨタが何年か前に機動戦士ガンダムとのコラボで出したのも、当時販売していたオーリスでした。
他のメーカーからしてみたら中古車をベースにクルマを作る光岡に対して「裏切り者!」って言いたくなるのでしょうが、裏切り者の名を受けて 全てを捨てて戦う男ですからね、デビルマンは(無理やりw)
今回のコラボは、やはり光岡ならではと言えるでしょうね。
デビルマン オロチは、9月15日〜17日に開催される永井GO展で展示されるそうです。
見に行きたいのですが、今年の遠征登山の日程と丸かぶりだなぁ。。。
それでは今日はこの辺で。
世界遺産も良し悪しだね:大人気のベトナム・ホイアン旧市街
昨日の記事で「ベトナムに出張していたときに〜」と書いていて思い出したので、今日は世界遺産に登録されているホイアン旧市街について触れてみたいと思います。
ホイアンは、ベトナム中部に位置し、ダナンからクルマで約50分ほどで行くことができます。
旧市街の街並みは、古き良きベトナムを感じられる雰囲気です。
日が傾いてくると、夕日に染まる建物の壁が本当にキレイでした。
ホイアンは欧米人にも大人気で、日本橋(Japan Bridge)は常にこんな感じ。
人が途切れることがないので、取材者泣かせの人気スポットです(笑)
ホイアン旧市街のすぐそばには川が流れているのですが、夕日に照らされる川面を撮影できる橋の上は、絶好の撮影スポット。
しかし橋の上はとんでもない数の人でごった返しており、なんとか最前列に出て撮りました(笑)
撮ってるだけならよいのですが、2人だけの世界に入ってしまっている恋人たちも多かったです。下水の臭いがする中でよくやるなーとは思いましたがw
それにしても、ここまで観光客が押し寄せている現在、旧市街に住んでいる人たちはどう思っているんだろうか?
そんな疑問に答えてくれたのは、ホイアン旧市街で日本食レストラン「侍食堂」を営む店主でした。
世界遺産に登録される前は、朝になるとランニングとステテコ(のようなもの)だけを着たお爺ちゃんが道端で歯を磨いているような、そんな光景が当たり前のようにあったそうです。
ところが、昔から住んでいた人たちの中には、世界遺産登録後に不動産価値が跳ね上がったことで、自分の所有する物件を高値で売ってホイアンを出ていってしまった人も少なくなかったとのこと。
世界遺産登録前のホイアンを知る侍食堂の店主は、どことなく寂しそうな表情でそんな裏話を教えてくれました。
近年では「観光公害」なんて言葉も生まれ、特にバルセロナでは深刻な問題になっています。(観光公害については、機会をあらためて書いてみようと思います)
旅行者は「変わらないもの」を求めますが、そこに住んでいる人にとっては、旅行者が来ること自体が「大きな日常の変化」です。
●●●から来た旅行者が通った後はペンペン草も生えねえなんて言われないような仕組みづくりって、できないもんでしょうか。。。
それでは今日はこの辺で。
台風21号の次は北海道胆振頭部地震。。。いろんなことを考えた
昨日、台風21号の被害について、私があれこれ考えたことを書いてみました。
後に震度7と訂正され、被害の規模が明らかになりつつあります。
被災された方や別の土地で生活する家族の方の気持ちを考えると、2011年の東日本大震災の時の自分の心境を思い出し、変な汗が出ます。
ちょうど札幌に出張中だった高校時代の同級生は、Facebookの昨日の夜の投稿で「さあ、すすきのだ!www」なんて書いてましたけど、戻ってこれずに足止めを食っています。
それから大学時代の後輩も石狩地方に出張中とのこと。彼は廃校となった小学校を改装したゲストハウスに泊まれているようなので、無事は確認できています。もちろん戻ってくる手立てが見つかるかどうか、不安だとは思いますが。
ひょっとすると、北海道在住の方で海外旅行中(出張なども含む)という方もいるかと思います。
あのときは「もし、地震が起きた場所が首都圏だったらどうなっていたんだろう」などと考えながら帰ってきました。
今そういう状況におかれている方もいると思うと、いたたまれない気持ちになります。
それから北海道は日本人だけでなく、外国人旅行者にとっても人気の旅行先。
いま、不安なまま現地にいる外国人旅行者のみなさんも、できるだけ早く無事に戻れることをお祈りいたします。
なんか2日連続で暗い話題になってしまいましたね。
何事もなかった場所にいる我々にできることは、通常通りに生活および経済活動を行うことだとも思っています。
なので、明日からはまた、旅とクルマに関することをそこはかとなく書き作っていきますね。
それでは今日はこの辺で。