タビグルマ雑記帳

仕事で触れることが多い「旅」と「クルマ」を中心に、いつも感じていることを書き綴っています。

メーターパネルの進化

運転していて最も目に入るのは、やはりメーターパネルだと思います。速度やエンジン回転数、残燃料、水温を表示するほか、各種警告灯もメーターパネル内で点灯しますよね。

 

針が回転するアナログメーターが主流であることに変わりはありません。我が家のレヴォーグも基本的にはアナログメーターです。ただし、スピードメータータコメーターの間にインフォメーションディスプレイがあり、アイサイトの作動状況などが表示されます。多くのメーカーで採用されているのも、アナログメーターとインフォメーションディスプレイを組み合わせたものではないでしょうか。

 

針が回転する円形メーター以外では、数字がデジタル表示されるものがあります。社用車遍歴 Vol.2で触れたステップワゴンは、スピードメータータコメーターをはじめ、燃料計から水温計まで全てがデジタル表示でした。

 

近年最も驚いたのが、現行のメルセデス・ベンツSクラスのメーターでしょうね。センターコンソール上部まで伸びる横長の液晶ディスプレイ(実際には2画面)です。下の写真をご覧ください。スピードメータータコメーターは見た目こそアナログですが、あくまでも液晶画面に映っているものです。

http://www.mercedes-benz.co.jp/content/media_library/japan/mpc_japan/jp/passenger_cars/new_cars/models/s-class/w222/fascination/exterior/20141125_exterior_01_L_jpg.object-Single-MEDIA.tmp/20141125_exterior_01_L.jpg

www.mercedes-benz.co.jp

 

当然賛否両論のあったメーターパネルですが、ある欧州での試乗記事では、新型Eクラスのメーターもこの手のデジタルになると書いてありました。メルセデスの中・上級クラスのスタンダードになっていくのでしょうか。

 

また、アウディQ7で採用されているアウディバーチャルコックピットもデジタルメーターの進化版といってよいでしょう。

http://www.audi.co.jp/content/dam/ngw/jp/Models/q7/my16/equipment/standard/my16_q7_standard_virtual_detail.jpg.detailview667x500.jpg

www.audi.co.jp

Sクラスのように2眼メーター的な表示もできれば、全画面を使ってナビゲーションの地図まで表示しちゃうものの2種類から選べるそうです。確かに視線移動は少なくて済むでしょうが、鬱陶しく感じないのかなぁ。慣れなんでしょうかね。

 

「これ以上の進化はないだろう」と思っていた部分で新しい技術が出てくると、本当に心躍ります。

 

ま、私は保守的なのでアナログメーターが好きなのですが(笑)

 

それでは今日はこの辺で。