メーターパネルの進化
運転していて最も目に入るのは、やはりメーターパネルだと思います。速度やエンジン回転数、残燃料、水温を表示するほか、各種警告灯もメーターパネル内で点灯しますよね。
針が回転するアナログメーターが主流であることに変わりはありません。我が家のレヴォーグも基本的にはアナログメーターです。ただし、スピードメーターとタコメーターの間にインフォメーションディスプレイがあり、アイサイトの作動状況などが表示されます。多くのメーカーで採用されているのも、アナログメーターとインフォメーションディスプレイを組み合わせたものではないでしょうか。
針が回転する円形メーター以外では、数字がデジタル表示されるものがあります。社用車遍歴 Vol.2で触れたステップワゴンは、スピードメーターとタコメーターをはじめ、燃料計から水温計まで全てがデジタル表示でした。
近年最も驚いたのが、現行のメルセデス・ベンツSクラスのメーターでしょうね。センターコンソール上部まで伸びる横長の液晶ディスプレイ(実際には2画面)です。下の写真をご覧ください。スピードメーターとタコメーターは見た目こそアナログですが、あくまでも液晶画面に映っているものです。
当然賛否両論のあったメーターパネルですが、ある欧州での試乗記事では、新型Eクラスのメーターもこの手のデジタルになると書いてありました。メルセデスの中・上級クラスのスタンダードになっていくのでしょうか。
また、アウディQ7で採用されているアウディバーチャルコックピットもデジタルメーターの進化版といってよいでしょう。
Sクラスのように2眼メーター的な表示もできれば、全画面を使ってナビゲーションの地図まで表示しちゃうものの2種類から選べるそうです。確かに視線移動は少なくて済むでしょうが、鬱陶しく感じないのかなぁ。慣れなんでしょうかね。
「これ以上の進化はないだろう」と思っていた部分で新しい技術が出てくると、本当に心躍ります。
ま、私は保守的なのでアナログメーターが好きなのですが(笑)
それでは今日はこの辺で。