恵方巻きの廃棄問題から思う、地産地消こそが本当の「美味しさ」
2月3日の節分はもう少し先ですが、近年全国的に見るようになった恵方巻きについて、あるニュースがありましたね。
農林水産省がスーパーやコンビニなどの業界団体に「食料資源の有効活用の観点から、需要に見合った販売を行ってほしい」との要望を事務連絡していた、というのです。
私はこれに全面的に賛成です。
むしろ、これをきっかけに商業的な「恵方巻き」ブームは終わってほしいとも思います。
そもそも「恵方巻き」という言葉は新しいものらしいですね。Wikipedia情報ではありますが、仕掛けたのはセブン-イレブンなのだとか。
期限はいまいちよくわかっていないらしいのです。
毎年大量廃棄がニュースになるため、ここ数年は風当たりが強くなっているようです。
土用の丑の日も同じですよね。廃棄するくらいなら、そんな風習なんてなくなってしまえとさえ思います。
恵方巻きについては、最も良いのは「2月3日に太巻き寿司を食べる風習がある」とされている大阪で食べることだと思います。
その地のゆかりの食べ物を、旬に現地で食べるというのが、本当の「美味しさ」を感じられると思うんですよね。
長野の食材は長野で食べるのが一番。
エッグタルトはマカオで食べるのが一番。
だからこそ「旅行」は楽しいのだと思います。
知る「きっかけ」として全国展開することは否定しませんが、日本人が本来持っていたはずの「無駄にしない」という精神まで蔑ろにしないでほしいですね。
地産地消という言葉の意味を、もう1度考え直したいものです。
それでは今日はこの辺で。