タビグルマ雑記帳

仕事で触れることが多い「旅」と「クルマ」を中心に、いつも感じていることを書き綴っています。

うらやましいぞ!仙台・広瀬川アーバンアウトドア

人間が本当に集中できる時間なんて限られていまして、原稿を書くときはある程度の時間が経ったら必ず休憩を取るようにしています。

 

休憩方法はさまざま。

 

YouTubeをウロウロしたり、どうしても見たい番組があれば(主にケーブルTVのチャンネルですが)30分〜1時間をテレビの前で過ごしたり。

 

最も多いのが、ニュースサイトや新聞社のサイトをウロウロすることです。

 

政治、経済、スポーツがメインでしょうか。

 

そうしているうちに、ブログのネタに行き当たることもあるのです。

 

今日は仙台に本社のある河北新報という新聞社のニュースが目に留まりました。

 

それがタイトルにある「広瀬川アーバンアウトドア」に関するもの。

hirosegawa-urbanoutdoor.hi-grashi.jp

 

ミズベリングという造語のセンスはさておき(笑)、水辺というのは現代の日本人にとって近くて遠い存在になっているように思います。

 

かつて、日本橋の上を通る首都高速を地下化を訴える団体の会長さんにインタビューをしたことがあるのですが、最も印象に残っている言葉が「欧米(セーヌ川など)と異なり、日本人は水辺に背を向けてまちづくりを進めてきた」というもの。

 

たしかに東京都内の水辺沿いにある建物の多くは、玄関側が水辺を向いていませんよね。

 

近年ではかなり整備されており、隅田川なんかは「隅田川テラス」と名付けてウォーキングやランニングで快適に利用できるようになっています。(一部エリアにはホームレスがいるので、暗くなってから女性だけで歩いたり走ったりするのは避けた方が無難)

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さすがに隅田川テラスではテントを張れないですし、そもそも結構臭いのであまり長居はしたくないなぁ(笑)

 

そういう意味では、適度な都会である仙台で行われる広瀬川アーバンアウトドアというのは、とても魅力的なイベントだと思います。

 

水辺でデイキャンプし、7月7日の午後7時7分には参加者で一斉に乾杯をする、なんていうのもいいですよね。

 

都会であっても気楽にアウトドア体験が可能なのは、水辺があるからこそでしょう。

 

もし多摩川あたりでやったらどうなるでしょうか。

 

人が多すぎて水辺の雰囲気を楽しむどころじゃなくなりそう。。。

 

だからみんな奥多摩とか秋川渓谷とか、神奈川の丹沢あたりに繰り出すのでしょうね。

 

私も10年近く前に、丹沢登山(塔の岳〜丹沢山蛭ヶ岳〜檜洞丸〜西丹沢)をした際に、水辺で昼食をとったのがミズベリングだったでしょうか(笑)

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N君、くつろぎすぎ(笑)

 

我々のダラけた姿は置いといて、広瀬川アーバンアウトドアのようなイベントを探して、地方に足を伸ばすのもまた面白いかもしれません。

 

それでは今日はこの辺で。

大混雑の大内宿で大ピンチ!

唐突ですが、「大内宿」という場所をご存知でしょうか?

 

福島県南会津郡下郷町(しもごうまち)にある国選定重要伝統的建造物群保存地区のことです。

 

かつて会津城下と下野国(現在の栃木県)を結ぶ街道にはいくつもの宿場があったのですが、大内宿は会津城下から3番目にあたる宿場です。

 

まあ、難しいことはよく知らない方でも、「ネギを丸ごと1本使って食べる蕎麦」と聞けば、何らかのテレビ番組で見たことがあるかもしれませんね。

 

私は中学生の頃に家族と1回、結婚した翌年の2009年に妻と1回、計2回訪れたことがあります。

 

妻と訪れたときには、ネギ蕎麦がブームでしたから、、、

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まあ、お決まりのやつです。

 

この年は大内宿の年間入り込み客数が過去最高を記録した年。今でもこの記録は破られていません。

 

つまり空前のブームだったのです。

 

しかも行った時期が9月のシルバーウィーク。

 

当時は23区のはずれに住んでいたため、クルマを持っていなかったのですが、実家に寄って父のクルマ(日産スカイライン セダン 250GT [V36])を借りて向かいました。

 

両親や姉夫婦は「こんな時期に行ったらもの凄く混んでるのに…」と呆れ顔。

 

結果としては、過去最高の入り込み客数であった年であることと、シルバーウィークの実力を見せつけられた結果に。。。

 

というのも、国道118号線から大内宿へと向かう県道に入ると間もなく大渋滞。

 

わずか5kmほどの道のりで通常なら10分かかるかどうかですが、1時間かかって何メートル進んだのサ、というレベルでした。

 

こうなると問題なのがトイレです。

 

大内宿観光協会が準備したのかどうか知りませんが、この県道沿いには仮設トイレが点々と設置されており、家族連れなどが何人もが並んでいました。

 

妻はとっくに用を済ませてきたのですが、問題は私。

 

3台ほど前にいたクルマでは、助手席にいた彼女が運転席に代わって座り、彼氏がトイレに向かうという連携プレーを見せていました。

 

これだ!と思ったのですが、妻は完全無欠のペーパードライバーです。首を縦に振るかどうか。。。

 

とはいえ、生理現象には勝てませんから、いよいよ限界が近づいたときに「運転席に座ってるだけでいいから代わって!」と懇願。

 

「ブレーキを踏んでるだけでいいから!前のクルマが動いたらブレーキを離して踏むだけでいいから!」と必死で説得。

 

妻も私がいよいよ追い詰められたのだと理解したようで、決意に満ちた表情で力強くこう言いました。

 

「わかった! えーと『ぶれーきぺだる』って右だっけ?」

 

おしっこ引っ込んじゃった(笑)

 

結局、仮設トイレに行くのは諦めた私は、真っ青な顔で駐車場にたどり着いて事なきを得たのでした。

 

教訓:自分で限界を決めてはいけないw

 

いまこうやって写真を見てみると、この時点で午後も15時くらいなのに、眼下の往来には人がたくさんいるのがわかるかと思います。

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福島のド田舎に、連休とはいえこんなに人がいるというのは、やはり異常。

 

今は2009年ほどのひどい混雑はなさそうですが、連休中は似たような状況になっているのかもしれません。

 

大内宿は非常に魅力的なコンテンツですから、よほどのことがない限りは観光客が激減することはないと思います。(もちろん、現状にあぐらをかいてよいわけではありません)

 

ただ、一歩間違うと一過性のブームで終わってしまう危険性だってあったはず。それを乗り越えてきた地元の人たちの努力は賞賛に値します。

 

大内宿のようにサステイナブルな観光地づくりというのが、これから一層求められていくのかもしれませんね。

 

それでは今日はこの辺で。

レヴォーグ6カ月点検の入庫でナイスなおまけをいただく

今日は午前中にレヴォーグの6カ月点検に行ってまいりました。

 

6カ月点検は法定ではありませんが、新車購入時に点検パックも一緒に購入しており、ローンに組み込む形で点検費用を支払っています。

 

行かなければ私が損するだけなので、必ず行くようにしています。

 

ディーラーに行ったら「点検とは別で、1800円で撥水洗車はいかがですか?」とサービスカウンターのお姉さんに勧められましたが、「いえ、不要です」とキッパリお断りしました(笑)

 

6カ月点検って、要するに顧客とのタッチポイントを増やすためのディーラーの作戦ですからね。お嬢さん、その手には乗りませんぜ!

 

待ち時間はショールームにいたのですが、実は新型フォレスターがあったりして!なんて期待して階段を登ったところ、、、

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左で見切れてるのがインプレッサ、真ん中がXV、右奥で見切れてるのがアウトバックでござった。

 

点検結果自体は、毎日通勤で使うわけではないので、悪いところもほぼなく無事に終了。

 

これまではバッテリーが心配だったのですが、実は今のバッテリーはほぼ新品。

 

というのも、、、

 

みなまで言わすな、こちらの記事をご覧ください(泣)

tabiguruma.hatenadiary.com

 

点検作業が終わったら、さっきのお姉さんとは違う、顔なじみのサービススタッフさん(女性)が「異常なしです。安心してお乗りください」と報告にやってきてくれました。

 

帰り際に「のびーさん、コップって持って帰ります?」とのこと。

 

てっきり今日、待ち時間に出してくれたお茶が入っていたグラスのことだと思ったのですが、、、

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実際にはこのグラスではなく、試乗した人にもれなくプレゼントしていたスタッキングタンブラーでした。

 

キャンプ用品なんかのロゴスとのコラボなんですね。

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2個1組のセットで、色は「オレンジ&紫」と「緑&青」。

 

試乗した人はどちらか1個だけもらえるとのことでしたが、「だいぶ前に始まったキャンペーンだし、数もかなり残っているので構いません♪」とのこと。

 

ありがたく両方頂戴して帰ってきました。

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試乗してないのに、全色コンプリート(笑)

 

先週の土曜に登山仲間のN君とT君と、今年は登山だけじゃなくキャンプもしようという話になっていますので、これを持って出かけることにしましょう。

 

ナイスなおまけをありがとうございました!

 

それでは今日はこの辺で。

私は日本人ですが危うく東京駅で迷いそうになったw

いやー、暑いですね。

 

暑い暑い。

 

言っても気温は下がりませんが、暑いもんは暑いですね。

 

先週から急激に気温が上がり始めましたが、それに比例するように「のびーさん、◯日の午後って空いてる?」的な問い合わせが相次いだのです。主に旅行関連メディアの取材で、まさか月〜木で予定が入るとは。。。

 

ありがとうございます!

 

というわけで、クッソ暑いのに連日ジャケットを着て取材に出かけたんですわ。

 

こぼれ話としてブログに書けそうな面白い話も聞くことができたのですが、一番面白そうな話を聞けた取材では、正式な発表までは情報を外に漏らしてはならないという守秘義務が発生。

 

というわけで、その話はもう少し時間を置いてから。

 

今日の本題は、タイトルに書いたように東京駅で迷いそうになった話です。

 

断っておきますが、私は日本人です(笑)

 

仙台で浪人生活を送り、大学生になって上京したのが19歳の春。

 

途中で2年3カ月ほどニュージーランドで生活しましたが、基本的には東京で生活するようになって20年以上になります。

 

なのに東京駅で迷う、と。

 

2020年のオリンピックに向けて、都内のあちこちで再開発が進められていますが、東京駅周辺もずいぶん変わりました。

 

地下なんかは新宿並みの迷宮じゃないかと思うわけです。

 

木曜日には丸ビルで取材があったのですが、取材が終わって丸の内線に乗るため地下まで下りたところ、、、、

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ココハドコ!?

 

来たときと別の出入口から出ちゃったようです。。。

 

旅行業界誌の記者だった頃、東京駅の八重洲口(というかフォーシーズンズホテルの近く)で外国人女性に「東京駅はどこですか?」と聞かれて「ここですよ」って答えたことがあるのですが、今となっては彼女の気持ちがよくわかります(笑)

ちなみにこのときは何の前触れもなく突然英語で話しかけられました。英語対応可能な私ですが、なぜわかったのだろうか。今でも謎です。

 

もう少し迷ったら行き交う人に「丸の内線はどこですか?」と聞いていたかもしれません。幸いなことに私は私は日本語が堪能ですからね。

 

いやー、これは外国人旅行者だったら迷ってパニックになるね、ホント。

 

無事に帰ってこれてヨカッタ。

 

それでは今日はこの辺で。

日本酒の世界は宇宙だ! 今日の1番は「山本 ドキドキ」

今日は大学1年の頃からの有人にして登山仲間でもあるN君とT君と、今年の遠征登山計画について練ってきました。

 

といっても新宿のお気に入りの店で飲んだだけですけど(笑)

 

とはいえ、A案は昨年と同様に白馬岳でしたが、今年は北アルプスが天候不良だった場合のB案として、南アルプス甲斐駒ヶ岳仙丈ヶ岳という2段構えで臨むことはしっかり決めました。(なぜ今まで複数プランを練っていなかったのか、というのは言いっこなしでw)

 

ま、今日はT君が途中から「なんか耳が痛くて聞こえなくなってきた」とか抜かすもんだから早々に解散。

 

突発性難聴とかあるから、ちょっと心配ではあります。

 

早く直しなさい。

 

さて、我々お気に入りの「いつものお店」ですが、相変わらず日本酒の品揃えがスゴイです。

 

過去には飲みながらこんな記事をアップしていました。

tabiguruma.hatenadiary.com

 

で、今日の1番はコレ!

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秋田の「山本 ドキドキ」です!

 

本当はメニューにあった「山本 ツーアウトフルベース」というお酒が飲みたかったのですが、残念ながら品切れ。。。

 

店長が同系統のお酒としてこれを勧めてくれました。

 

ラベルの裏面に「リンゴ酸を通常の3倍も生成する特殊な酵母を使用」と書いてあったとおり、フルーティな酸味が特徴的でした。

 

早々に梅雨明けしてしまい、いきなり夏本番になってしまいましたが、キンキンに冷やして飲む「山本 ドキドキ」は最高の味わいでした。

 

ちなみに「ドキドキ」というネーミングは、商品の企画段階で夏をイメージしたときに浮かんだ言葉で、深い意味はない、とのこと。

 

意味ないんかい!(笑)

 

全国各地に出張で出かけていたN君でも知らないお酒がズラリと並ぶこのお店。

 

一体全体、日本には何種類のお酒があるのでしょうか。

 

日本酒の世界はまるで宇宙のようですね。

 

このお店では日本酒を徳利で注文するとお猪口を選ばせてくれるのですが、いつも私が使うのがこれ。

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このお猪口で飲むだけで幸せになっちゃう(笑)

 

それでは今日はこの辺で。

最近のアストンマーティンの攻勢がすごい

アストン・マーティンと聞くと、私より年上の世代の方は「007のクルマ!」とか「ジェームズ・ボンドが乗ってたやつ!」という回答になりがちです。

 

クルマへの入り口が映画って、そういうケースはなかなかないですよね。

 

しかもそれが一定のブランドとして認知されているという。

 

さて、そのアストン・マーティンですが、昨冬くらいから日本で攻勢を強めています。

 

まず、昨年の冬に大きなショールームを東京・青山に作っちゃいました。

 

このショールームは、英国内を除くとアストン・マーティンの世界最大規模のショールームなのだそうです。

 

規模が大きいだけでなく、ロケーションもかなり攻めてます。

 

というのも、ベントレー東京のショールームの斜向いなんですよね。

 

英国ブランド同士で潰し合うつもりなのでしょうか(笑)

 

あまりの露骨さに思わず笑みがこぼれます(?)

 

余談ですが、アストン・マーティンベントレーショールームの中間くらい、つまり

青山一丁目の交差点には本田技研の本社ビルもありますが、可哀想なことに若干浮いてます。

 

そしてアストン・マーティンは、かなりアグレッシブに新モデルのリリースも続けています。

 

新型ヴァンテージ、DB11 AMR、そして昨日発表されたDBSスーパーレッジェーラ。

global.astonmartin.com

 

どいつもこいつもカッコいいじゃねぇか!

 

うーん、英国車といえばベントレー、グランドツアラーといえばコンチネンタルGTって勝手に思っていましたが、アストン・マーティンに浮気しちゃうかも(笑)

 

青山界隈に行った際には、中に入らない(入れてもらえないw)までも、外から眺めてみようかな。

 

ま、私が青山界隈に出没するときって、神宮球場にスワローズの試合を見に行くときくらい。

 

スワローズのレプリカシャツを着てウロウロするわけにはいかんなぁ。。。

 

それでは今日はこの辺で。

外国の政府観光局の役割を理解して!ポーランド政府観光局の苦言に思うこと

現在、ロシアでは日本とポーランドがワールドカップで対戦中。

 

ポーランドは敗退が決まっていますが、日本は引き分け以上で決勝トーナメント進出が決まります。

 

頑張れ〜!

 

さて、ポーランド戦ということで、マスコミ各社(っていうかテレビ局か)の取材姿勢に対し、ポーランド政府観光局がお怒りのようです。

news.nifty.com

 

記事中にある「丸投げ」って、テレビ局(および下請けの制作会社)あたりはやりそうだなぁ。

 

メディアとしての価値は非常に低くなってきているのに、制作サイドは「取り上げてやってる」みたいなのが見え隠れするのがイヤ。

 

同じメディアの端くれとして仕事をしている私としては、テレビメディアと一緒にしないでくれと言いたくなります。あの業界の人たちは別の人種だと思えてしまうのです。

 

ポーランド政府観光局は、私が旅行業界誌の記者だった頃に日本に支局がオープンし、当時の支局長さんにインタビューしたなぁ。日本語が堪能で、本心から「ポーランドと日本の架け橋になりたい」と考えている方でした。

 

今回話題になったポーランド政府観光局に限らず、日本にある外国政府観光局というのは、あくまでも当該国への日本人旅行者を増やすために設置されている組織です。

 

メディアを通じてのプロモーション活動や、旅行会社に対して商品造成のサポート、一般消費者に対しての情報提供(ウェブサイトやSNS公式アカウント)などが主な仕事。

 

おそらく今回ポーランド政府観光局が苦言を呈している部分というのは、観光局のウェブサイトなどを見ればわかるような、国の基本的なことまで「観光局さん、調べてまとめて提供して」ってことだったと推測しております。

 

私が記者だった頃よりも、今は外国政府観光局の日本支局の数は減ってしまっています。支局を残してくれた国も、スタッフの削減をはじめ全体的な予算は縮小気味。だからみんな忙しいんです。

 

テレビメディアのみなさん、しょーもないことで外国政府観光局を利用しすぎないようくれぐれもご注意くださいね。

 

それでは今日はこの辺で。