タビグルマ雑記帳

仕事で触れることが多い「旅」と「クルマ」を中心に、いつも感じていることを書き綴っています。

ペグを打てない場合のプロモンテVL25はどうする?

私が登山やキャンプで使っているテントは、プロモンテ VL25です。

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「for double」とあるように、2人用テントです。

 

1人用もあるのですが、重さがあまり変わらない(私の登山スタイルではあまり影響のない重さの差、と言うべきか)ので、2人用にした次第。

 

キャンプ場のように整地されている場所なら、ペグで固定するのはテント使用時の基本中の基本です。

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ただし、奥穂高や北穂高に登る際にベースとしている涸沢のような岩場では、ペグを打つことができません。

 

では、どうするのか?

 

多くの方は、フライシートのロープを岩で固定しています。

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しかし、プロモンテVL25は、最も長い4本のロープこそ問題ないのですが、その他のロープは非常に短いのです。これでは小石くらいしか通すことができず、フライシートを固定することができません(泣)

 

なので、私は岩場での固定用にバンジーコードを購入し、それぞれのロープと併用できるようにしました。

 

少し見づらいですが、こんな感じです。

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黄色のロープだと短すぎるのがわかるでしょうか。

 

こんな風に、いろいろ考えながらちょっとしたカスタマイズをしていくのも、登山の楽しみかもしれませんね。

 

それでは今日はこの辺で。

高地にいることを実感。登山時の雲海コレクション!

2011年に登った槍ヶ岳で見たモルゲンロートにより、私は登山の魅力にとりつかれた、ということは先日書きました。

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モルゲンロートと並び、私が登山で出会う景色で好きなのが雲海です。

 

今日はこれまで登った山(そんなに多くありませんが)から、印象に残った雲海をご紹介したいと思います。

 

まずは神奈川県最高峰の蛭ヶ岳に向かう途中、富士山が見えるポイントで見た雲海。

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遠くに見える富士山と手前の真っ白な雲が幻想的でした。

 

次は八ヶ岳の赤岳に登ったとき、赤岳天望荘から日の出を見たときの雲海です。

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雲海らしい雲海ですね。

 

ちなみにこの写真を撮ったのは大学時代の同期で登山仲間・ランニング仲間のT君です。このとき、N君と私は寝床でグーグーグーでした。

 

T君が「しょーがねーなぁ」って苦笑しながら後で写真を送ってくれました(笑)

 

眼下に広がる雲海、という感じではありませんでしたが、モルゲンロートとの共演で印象的だったのが、201年にヒュッテ大槍から槍ヶ岳へ向かう途中で見た景色です。

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写真左の朝日と、写真右奥の富士山、そして手前の山並み越しに見える雲海のセットは感動モンでした。

 

槍ヶ岳山頂からの景色も良かったです。

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確か近くにいた人が「剱岳が見えるね」と言っていたので、富山方面を撮ったもの。

 

どれが剱岳かわかりません。そもそも剱岳が写っているのかどうかも怪しい(笑)

 

そして最後は昨年、燕山荘のテント場からの眺めです。

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朝起きて、テントから出たらこんな景色が待っていました。

 

 

雲海は日常生活ではまず見ることができません。

 

下界を離れ、高い所に自分の足で登ったという実感を得られるその非日常感が、私が引き付けられている理由なのかもしれません。

 

私は3シーズンしか山に登りません。装備も不十分ですし、生半可な覚悟で冬山に行ったらまちがいなく川の向こう側に渡りそうですからね。

 

早く春になって、また山に行きたいなぁ。

 

それでは今日はこの辺で。

スゴイぞモルゲンロート:槍ヶ岳2011

今日の21時から放映されたTBS系『世界ふしぎ発見!』で、パタゴニアの山が朝日に照らされてオレンジ色に染まる様子が取り上げられていました。

 

いわゆる「モルゲンロート」と呼ばれる状態です。

 

私は年に1〜2回の登山をする程度の者ですが、このモルゲンロートによって登山の魅力に取りつかれたと言っても過言ではありません。

 

初めてモルゲンロートを拝めたのは、2011年の槍ヶ岳です。

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この写真はタビグルマ雑記帳のスマートフォン版のトップに使っているもの。

 

当時はテント泊をしておらず、山小屋の選定にあたってN君が「槍ヶ岳山荘の別名は“日本アルプスアウシュビッツ”らしい」なんてことを言い出したため、ここはパスしてヒュッテ大槍に泊まりました。

 

なので、この写真はヒュッテ大槍から撮ったものです。

 

朝、トイレの窓からこの威容を目にした瞬間、「登ってきてよかった!」と実感したものです。

 

残念ながら、これ以降はまともなモルゲンロートは拝めていません。

 

一番近かったのが、2016年に奥穂高に登った翌日の涸沢テント場からの眺め。

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わかりますかね?薄っすらとオレンジ色がかっているのですが、槍ヶ岳で見たほどの染まり方にはなりませんでした。

 

番外編ですが、夕焼けなら2015年の涸沢で拝むことができました。

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これだけの夕焼けということで、嫌な予感がしていたのも事実。

 

その予感は的中し、夜中の12時30分くらいからテントのフライシートを強烈にたたく土砂降りの雨。。。

 

おまけにテントが飛ばされそうなほどの風が吹き荒れ、ほんのちょっとですが命の危険を感じました。

 

当然、奥穂高へのアタックなんてできるはずもなく、夜明けとともに撤退。

 

今後また美しいモルゲンロートを拝めることを祈りましょう。

 

それでは今日はこの辺で。

上高地〜横尾間だって楽しいのにね

槍ヶ岳奥穂高岳への登山では、沢渡の駐車場にクルマを停めて、タクシーで上高地バスターミナルに向かうのが私たちの交通手段となります。

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上高地バスターミナルを出発し、約11km先の横尾までは、標高が100mしか稼げないという「平地」を歩くことになります。

 

多くの登山者が「横尾までが面倒」なんて言いますし、私たちのパーティーでも特にT君は「ダルい」などとこぼしています。

 

そんなマジョリティたちの前では大きな声で言えないのですが、実は私はこの上高地〜横尾間のハイキングも結構好きなんですよね。

 

まず、上高地観光のド定番、河童橋でテンションMAXっす(笑)

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この橋の上から眺める岳沢と穂高連峰は、何度見ても「来てよかった!」と思わせてくれますからね。

 

それから、明神までの林道歩きも気持ちいいです。極端な言い方ですが、酸素の中を歩いているような気分になり、いかに自分が汚れた空気で普段の生活を送っているかを実感してしまいます。

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また、横尾までは明神や徳沢といったちょうどよい距離に休憩ポイントがあります。

 

明神ではほとんど写真を撮ったことがないのですが、これは初めてこの地を訪れたときに撮ったもの。明神館のベンチから撮った明神岳です(たぶんwww)。

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そして徳沢では、キャンプしたら最高じゃないかと思える芝生の幕営地があります。

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ちなみにサルに遭遇したのもこのあたりでした。

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ビビってブレた(笑)

 

徳澤園は、井上靖の小説『氷壁』の舞台ともなった宿で、今でも「氷壁の宿」として人気の山小屋です。

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私たちも1度宿泊したことがある山小屋ですが、石鹸やシャンプーが使えるお風呂があるうえ、食事がとにかく豪華でおいしかった!

 

徳澤園のすぐそばにはこんな沢が流れており、マイナスイオン全開な雰囲気です。

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徳澤園から横尾までは、梓川沿いを歩きます。梓川の向こう側には、北アルプスらしい岩の山々を終始眺めながらのハイキングは気持ちいい!

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これも穂高連峰の一部だったでしょうか。(教えて詳しい人!)

 

横尾では、涸沢方面へ向かう横尾大橋越しに見る屏風岩(でしたっけ?)がキレイ!

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休日の状況はわかりませんが、平日ならばテント場もこんなにガラガラです。

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私なんぞは年に1回遠征登山をするかどうかという頻度でしか山に行きませんから、何回行っても新鮮に映るのかもしれません。

 

だから、「ダルい」の一言で済ませちゃうのはもったいないなー、と思いながら歩いている次第です。

 

その方が幸せな登山になるでしょ(笑)

 

それでは今日はこの辺で。

無雪期と積雪期で全く異なる山の顔…東天狗岳の遭難事故

昨年末に、八ヶ岳でご夫婦が遭難して亡くなる事故がありました。

 

想像以上に風と雪がすごかったのでしょう。

 

残念なことです。

 

遭難事故が起きたのは、東天狗岳から夏沢峠にかけてのあたりとのこと。

 

天狗岳は積雪期登山のデビューとしてもよく選ばれており、決して難易度の高い山ではないそうです。(私は積雪期には登山をしないので実感としてはわかりませんが)

 

私は2014年の10月に東天狗岳に登りましたが、確かに難易度は高くない山でした。

 

終始余裕があり、こんな調子で写真を撮ったり、、、

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頂上では「天狗岳」にちなんで「天狗」になってみたり。

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このときは、下山中に岩場でT君が転倒するというアクシデントがあったので、無雪期だからといって安全とは言えません。(運良くかすり傷だけで済みました)

 

しかも、この半月ほど前には御嶽山の噴火で多くの方が命を落とされたばかりでしたから、登山中もT君とN君と「何かあったら自分の身を守るのが最優先。3人揃って帰れなくても気に病む必要はなし」と確認し合いながら進みました。

 

今回事故が起きた夏沢峠方面は、無雪期ならこんな感じ。

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遠くから見てもわかるほど登山道が整備されており、地図にも「危険マーク」や鎖場・ハシゴの表記はありません。

 

そんなコースでも、積雪期には条件次第で大事故につながってしまうのですね。

 

こういう残念なニュースに接すると、無雪期であっても気をつけようという思いを新たにした次第です。

 

亡くなった方のご冥福をお祈りしつつ、それでは今日はこの辺で。

登山届をネットで行うと…

ネタ切れのため、9月の燕岳登山の時の話を少々してみましょう。

 

燕岳登山の記事はこちらからどうぞ。

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中房温泉の登山口で、登山届を出そうとしたところ、備え付けの用紙のストックが切れていました。

 

そのそばにネットで登山届を出せるという案内と、URLに飛ぶQRコードが貼ってありましたので、初めてネットで登山届を出すことにしました。

 

はっきり言って入力は面倒でしたので、ネットで登山届を出す場合は出発前に済ませてしまうのが得策だと思います。

 

届けの提出が終わると、こんなメールがきます。

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紙で提出する登山届と異なる点は、登山終了後に終了通知を行うこと。

 

終了通知を行わないと、、、一番下に書いてあるように「登山終了予定時刻より7時間以上経過して終了通知が無い場合は緊急連絡者へ通知します」だそうです。

 

で、私はというと、、、

 

見事に終了通知を行うのを忘れていました(笑)

 

なので、こんなメールが何通かきていました。

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7時経っても終了通知をしなかった、というかその頃はオートキャンプ場でN君と祝杯を挙げておりました(笑)ので、妻のもとに「終了通知がありません」的なメールが届いたそうです。

 

「そういえば変なメールが来たよ」と帰宅してから言われました(笑)

 

しかもそう言われて初めて終了通知を自宅で行った私ですwww

 

ま、下山後すぐ中房温泉で「無事に下山したよ」とLINEで知らせてあったので、このメールを見たところで心配はなかったとのことでした。

 

というわけで、まだネットで登山届をしたことがない方は、終了通知を忘れないようにしてくださいね。

 

それでは今日はこの辺で。

神奈川県最高峰「蛭ヶ岳」登頂!あの頃は若かったw

私は今でこそブログで「この登山用具がどうこう」とか「無理は禁物。勇気ある撤退を!」なんて偉そうに書いていますが、登山を始めたのは2009年。キャリアは10年に満たないヒヨッコですw

 

登山を始めたきっかけは、N君とT君が2008年末に男2人(笑)で奥多摩に行き、大勢の登山客を目の当たりにしたため、2009年の新年会で「俺らも登ってみないかい?」という話になったのでした。

 

初陣をどこにしようかと話すうちに、無茶をしたがるT君(高校時代にはワンダーフォーゲル部所属。その時に3193mの北岳登頂経験あり)は、「東京都最高峰の雲取山に登ろう!」と言い出しました。

 

いきなり山小屋泊というのはN君も私も気が引けたので却下(笑)

 

まずは日帰り登山で奥多摩三山の1つ、三頭山に登ることになりました。

 

想像をはるかに上回る急登に目を白黒させながらも、無事に下山して数馬の湯に入っているときに、「登山というのはなかなか面白いもんだw」と意見が一致しました。

 

そうなると「次はどこに登ろうか?」となり、きたるべき雲取山制覇の日までに、山小屋泊も経験しておこうということで、神奈川県最高峰の蛭ヶ岳を目指すことに決定。

 

1泊2日の日程で、ルートは以下のような感じだったと思います。

 

1日目:

大倉登山口〜塔ノ岳〜丹沢山蛭ヶ岳蛭ヶ岳山荘泊)

 

2日目:

蛭ヶ岳〜臼ヶ岳〜檜洞丸〜西丹沢自然教室

 

いきなりですが、これが神奈川県最高峰の蛭ヶ岳(1672.7m)です。

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雲がなければ後ろに富士山がドーンとあるのですが。。。

 

この写真には映っていませんが、蛭ヶ岳山荘は山頂にあります。

 

私とN君にとっては初めての山小屋体験。

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相変わらず画像の処理が雑でホラー(持ってるんだからフォトショップを使えよ、とw)ですが、初めての山小屋経験で若干緊張気味。

 

それでもN君が担ぎ上げてきたサントリー角瓶で乾杯し、初山小屋を堪能しました。

 

余談ですが、1日目のN君は終始ペースが上がらず、2日目の終盤では足首を痛めました。この角瓶の重さのせいだと思います(笑)

 

この時の蛭ヶ岳山荘には、それなりに宿泊客はいました。でも、キャラの濃い小屋番のおじさんが「君らは3人でこの部屋を使っていいよ」と言ってくれたので、個室で手足を伸ばしてゆっくり寝ることができました。

 

ちなみに蛭ヶ岳山荘の後にもいくつかの山小屋に泊まったことがありますが、蛭ヶ岳山荘よりも貧弱な夕食を出す山小屋に泊まったことはありませんw

 

どうりで自炊の人が多かったわけだ(笑)(今は改善しれるかもしれません)

 

2日目は下って登っての繰り返し。

 

這々の体で檜洞丸に着いて記念にパチリ。

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ぼかしを入れていますが、みんな笑顔です。疲労のため目は笑えてませんけど。。。

 

正直言って、2日目は辛くて辛くて、はっきりした記憶がありません。

 

それでも沢まで下りてきたところで昼食。

 

梅雨明け直前の蒸し暑い季節でしたが、沢の水は冷たく、みんなで裸足になって足を浸しました。

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このポイントは、登山道が沢を横切って続いています。増水すると渡渉できなくなりますので、事前に確認が必要だと思います。

 

西丹沢自然教室に着いてからは、バスで中川温泉のぶなの湯へ。

 

その際に買ったタオルが、大きさや厚さなどがちょうどよく、下山後の入浴用タオルとして今でも使っている思い出の品になりました。

 

それにしても、こうやってみると3人とも若かったなぁ。

 

装備なんて今とは比べ物にならないくらい貧相でした。ストックもなけりゃサポートタイツも履いていません。私のザックは学生時代にバックパッカー旅をするためサイズなど考えずテキトーに買ったもの。T君のザックは、腰ベルトすら付いていませんでした。

 

お湯をわかすのも小さいヤカンを使っていましたし、水もポリタンクやペットボトルに入れていました。

 

今、この頃の装備で登山をしろと言われたら絶対に断ります(笑)

 

それに、3人ともテントの快適さに慣れてしまったので、幕営禁止エリア丹沢山域は幕営禁止)でもない限りは山小屋に泊まることはありません。

 

一方で、「知らない」とか「持ってない」からできたこともあるはずです。そう考えると、寂しいような複雑な気分ですね。

 

それでは今日はこの辺で。